狩猟採集民のように走ろう!

狩猟採集民について学びながら、現代社会や人間について考えるブログ

2021-01-01から1ヶ月間の記事一覧

大阪国際女子マラソン

大阪国際女子マラソン、見ました。 「例年とコースが違いフラットな周回コースだし、男性ペースメーカーがつくし、こんなんで日本最高タイムが出たら以前の記録に失礼だろう」なんて最初はもやもやしていたんです。 野口みずき選手の2時間19分12秒を切るため…

『賊軍の昭和史』

先日亡くなった半藤一利さんと、保阪正康さんの対談『賊軍の昭和史』を読みました。都合良く解釈しすぎだろうと思われる部分もありますが、官軍・賊軍という視点から歴史を検討するのは有用な試みであると思われます。 賊軍とは戊辰戦争の負け組のことです。…

『創られた明治、創られる明治』

私はいまでも薩長(とくに長州)支配が続いていると感じています。戦後、一時期見えにくくなりましたが、新自由主義への転換から安倍政権にかけて明瞭になってきました。 2018年、政府が主導した「明治150年」というイベントは無視していました。 薩長はクー…

大阪国際女子マラソン、周回コースに。

これはたまげた驚いた。今月31日の大阪国際女子マラソン、長居公園ぐるぐる15周……というニュースです。大阪もコロナで大変な時期ですから仕方ないとはいえ、イベントではなくマラソン大会ですから、3キロ弱のコースを周回するとはビックリです。 フラットで…

ピッチとストライドと共通テスト

ランナーを悩ませるピッチとストライドの関係が、「大学入学共通テスト」の【数学Ⅰ・数学A】で問題になったそうです。ふむふむ。以下はわしの解答速報じゃ ! *私は数学が苦手でした。 受験生のみなさんは参考にせず翌朝の新聞などで速報をご覧ください。 …

鳥居龍蔵『ある老学徒の手記』

鳥居龍蔵『ある老学徒の手記』(岩波文庫)を読みました。1870(明治3)年、徳島の煙草問屋に生まれた鳥居の、1915(昭和10)年までの半生記です。本書自体は1953(昭和28)年に刊行されていますが、その年の1月に亡くなっています。 鳥居は、明治中期から…

煎本孝『こころの人類学』

煎本孝『こころの人類学──人間性の起源を探る』(ちくま新書)読了。 カナダ・インディアン、日本のアイヌ、ロシアのトナカイ遊牧民コリアーク、モンゴルの遊牧民、ラダック王朝──狩猟採集社会、首長制社会、遊牧民、王国など──著者がフィールドワークしてき…

飲み屋は教室だった?

山極寿一・尾本惠市『日本の人類学』の話をもう一度だけ。 山極氏も尾本氏も、学生時代に、先生と酒を飲みながら議論したそうです。 尾本 (略)今では考えられないでしょうが、我々学生は助手の先生としょっちゅう飲んでいました。とくに渡辺直経(通称直径…

山極寿一・尾本惠市『日本の人類学』

面白かった。走るのをサボって読んでしまいました。 狩猟採集民から現代社会を考察する東大出身の人類学者・尾本惠市と、ゴリラ社会を通じて人間社会を研究する京大前学長・山極寿一の対談です。 日本の人類学の誕生、東大と京大の違い、人類学のこれから、…

安丸良夫『近代天皇像の形成』

幕末から明治、敗戦へといたる約75年間の近代天皇制を誰が発明したのか、どのように受け容れられていったのか、という疑問があり、年末をまたいで安丸良夫『近代天皇像の形成』(岩波現代文庫)を読みました。とても刺戟的でした。 ★ ★ ★ 19世紀半ば、黒船来…

狩猟採集民のおさらいです

そもそも私が狩猟採集生活に興味を持ったきっかけは「人間はそもそもどういう動物なのか」を知りたくなったからでした。 走る動物説 クリストファー・マクドゥーガル『BORN TO RUN』は、単に、トレイルランニングの本として面白く読んでいたんです。走るため…

2021年初ラン

例年通り、初ランは1月2日。12キロ。 私は富士山ファンです。富士山が浅間大社のご神体であり、木花之佐久夜毘売(このはなさくやひめ)を祀っていることや、江戸期に富士講などがおこなわれたことや、あれこれいろんなことを知ってはおります。霊山ならば…