大学生のころ、文学研究に熱心で口うるさい同級生が私ふくめ４、５人いました。ゼミの先生（当時、助教授）もまだ30代で、厳しく、口汚く、血気盛ん。ゼミでガヤガヤ議論（罵り合い？）した勢いで、飲み会に突入しました。 当時は、ポスト構造主義という考え…

このブログ、知り合いはほとんど見てないはずなので、積年の愚痴を。 自分が認識している世界と、他人が認識しているそれが同じだなんてことはありません。私は資本主義や学校教育を否定していますが、世の中にそんなことを言う人は稀です。「新自由主義社会…

画像はこちらより。→新型コロナ・季節性インフルエンザ・RSウイルス リアルタイム流行・疫学情報 ★ ★ ★ コロナに感染してしまいました。ここんとこ、コロナは１〜２月と８〜９月の季節性感冒になっていて、現在も感染者が急増しているのはチェックしていまし…

こないだ、ビリー・ホリデイ「奇妙な果実」について書いたので、Amazon Prime Videoて映画『ザ・ユナイテッド・ステイツvs.ビリー・ホリデイ』を観ました。史実にどれだけ即しているのか、判断できません。 ビリーはミュージシャンとして成功していますが、…

ネイティヴ・サン: アメリカの息子 (新潮文庫 ラ 20-1) 作者:リチャード・ライト 新潮社 Amazon アフリカ系アメリカ人が発表した文学作品について考えたことがなかった迂闊な私。先日読んだ大内義一『アメリカ黒人文学』でようやくそのジャンルの大まかな歴…

↓こちらは、ファイナル・カット版の予告編↓ フランシス・コッポラ監督『地獄の黙示録』特別完全版、3時間16分視聴。ヘトヘトです。もとは1979年の映画で、翌年日本公開。私が中学生のときに公開されて話題になりましたが、なんかトラウマになりそうで観に行…

大内義一『アメリカ黒人文学』（1969、評論社）という本を読みました。 私は、狩猟採集民が平等社会だったと知り、現代人間社会の階層や、奴隷や奴隷状態の心理、弱い地位の人たちがどう抵抗したか、なんてことに興味があるのです。アフリカ系アメリカ人の音…

わが最愛の脇役・殿山泰司はエッセイストでもありまして、ふらりと球場に出かけて弱小高校野球を観戦していたとよく書いていました。それに感化された私も、たまに地方予選を観にいったりします。今は入場料1000円です。ビールは売られていません。 ★ ★ ★ 何…

今ではスクールカーストというのかな、当時のクラスでの私のポジションを書きます。 私は広島県の中高一貫校に通いました。小学校では優等生でしたが、受験で入ってきた連中のなかでは、成績がふるいません。運動もサッパリでした。中１の３学期から将棋に熱…

少し前、「自分は、お前みたいに批判的に本を読めない。どうしてそんなことができるのか」と問われました。ハラリ『サピエンス全史』を私が評価してないことからそんな話になった次第です。その場では即答できず……。 後日、はたと思い当たりました。大学時代…

闇の奥 (新潮文庫) 作者:ジョゼフ・コンラッド 新潮社 Amazon 闇の奥 (光文社古典新訳文庫 Aコ 3-1) 作者:ジョゼフ コンラッド 光文社 Amazon ジョセフ・コンラッド『闇の奥』（1902）は、船乗りだった著者の経験を活かして書かれたそうです。コッポラの映画…

以下、雑感です。 今回の選挙では、Ｎ国党のポスタージャックが話題になりました。今年、東京15区補選で選挙妨害をしたつばさの党が公選法違反の疑いで逮捕者を出しましたが、「社会が幼稚になったなあ」とつくづく慨嘆しています。知性とかマナーとか品格み…

東京都知事選、私は、小池と蓮舫の街宣を、それぞれ２回と３回見に行きました。 ７月６日（土）、妻の実家で介護の手伝いをし、自宅まで十数キロを走ろうと思ったんですが、土砂降りです。「ええい、今日は走らず、小池と蓮舫のマイク納めを見に行こう」と、…

月間走行距離の目標は先月の210kmを越えること。できれば220km。目標体重は、62.5kgです。５月は63kg台で停滞していました。 21日、関東地方は梅雨入り。雨に降られたりしましたが、わりと順調に距離は踏めていました。ほとんどタラタラジョグです。 26日早…