狩猟採集民のように走ろう!

狩猟採集民について学びながら、現代社会や人間について考えるブログ

Garmin vivosmart HR J を心拍計として使ってみる。

 1週間くらい前から、Garmin vivosmart HR J を使っています。

 1日のステップ数、上昇階数、心拍数、睡眠時間と睡眠の深さ(睡眠時間はときどき自分で編集しなきゃいけません)などのライフログがとれます。Bluetooth でスマホにログを転送できます。

           

 私が vivosmart HR J を購入したのは、光学式心拍計がついていないモデルの心拍計として使うためです。ANT+(ワイヤレス通信)で別のデバイスに転送できるのです。
 各社の GPS ウォッチは、いまや光学式心拍計つきが標準になりつつありますが、そのぶん厚くなり、重くなり、バッテリーの持ちが悪くなります。
 主観的運動強度をアテにしていた私にとって心拍数はさほど重要ではありません。主観と客観的なデータが合致していることをたまに確認できればいい程度。でも、ライフログを眺めることでなにかしらメリットが生じるなら、vivosmart HR をつけて生活してもいい(お風呂のときは外します)し、せっかく身につけているなら、ランニング中の心拍数を記録したい

 Garmin vivosmart HR J は厚みがあるため装着しているのを忘れるというほどではありませんが、重量 29.6g だそうです
 ふと考えました。右腕で心拍数をはかり、左手のガーミンデバイスに転送すれば、光学式心拍計つきの GPS ウォッチを片手にはめるより、重さを左右で分散できていいのではないか……。

 では、試してみよう、レッツラン。
 右手に vivosmart HR J 、左に GPSウォッチ
Garmin ForeAthlete 620J です。8km走りました。↓

f:id:mugibatake40ro:20160509135638p:plain

 最初、異常値を示しているのは、締めすぎていたようです。少し緩めたら、体感と同じような心拍数が出てきました。
 そのつぎの14kmジョグです。↓

f:id:mugibatake40ro:20160509135631p:plain
 おかしい。1回目もそうですが、櫛の歯状になっています。
 もしかして、右手と左手に分けているからかな?
 では、ふたつとも左手に装着してみよう。

 f:id:mugibatake40ro:20160509120437j:plain

 8km走。途中で止まったときにストップしたので心拍数が下がっているものの、それ以外は谷間がなくなり、わりときれいに測れています。↓

f:id:mugibatake40ro:20160509135628p:plain

 きのうは、最初の5kmを左右の手首に分け、後半の5kmを左手にまとめて測りました。信号待ちが多かったのでわかりにくいんですが、やはり、前半は、心拍数が途切れ途切れになっているようです(心拍が落ちたあと、徐々に上がっていくところが赤信号で立ち止まっているところ。前半はつながるべきグラフがすっぽり抜けています)。↓

f:id:mugibatake40ro:20160509120430p:plain

 結論。
 正確に心拍を測るためには、同じ手に巻く方がいいようです。
 つまり、Garmin vivosmart HR J を右手に装着することで、デバイスと心拍計を左右に分散させる、という私のもくろみは失敗に終わりました。

 ForeAthlete620Jは 43.6g とあるので、vivosmart HR J と同じ手に巻けば、73g。まあ、気になる重さではありませんが。

           

 以下は、vivosmart HR J の個人的な感想です。
 前述のとおり、ランニング中の心拍数は私にとってさほど重要ではありません。ただ安静時の心拍数などを見られるのは面白い。
 ステップ数はそもそも気にしていません。よく言われる「1日1万歩」なんて、たとえば、175歩/分で1日1時間も走るとクリア(10,500歩)できます。ロング走なんてやった日は4万歩超になるでしょう。
 ただ、私の場合、睡眠の深さを観察できるのが面白い。気持ち良く寝られる方法を考えたいと思っています。