狩猟採集民のように走ろう!

狩猟採集民について学びながら、現代社会や人間について考えるブログ

2度目の気絶

コロナでランナーをバイ菌みたいに見る人が増え、2021年くらいから走る習慣がなくなりました。

そろそろ走らねば、と2022年の6月から一念発起してリスタートしたんですが、同年10月7日の夜中、雨上がりに走り始めました。1.3キロ走ったところで、「もし、もう降らないんなら、遠回りして坂道を走ろう」とスマホで雨雲レーダーをチェックしていたら、強烈な眩暈に見舞われました。

立っていられません。「なにかにつかまらなきゃ」と思いましたが、近くの柵に手が届く前に両膝が路面に落ち、腕でなんとか身体を支えようと試みるも虚しく、おでこをガツンとぶつけました。そこで気絶。

気づけば、仰向けになって手足をバタバタさせていました。起き上がると、さっき追い抜いた散歩のおじいさんが少しこちらに近づいています。気を失ったのはおそらく数十秒でしょう。後頭部、てのひら、膝に擦り傷ができていました。

それが原因で、また走るのをやめちゃいました。2023年は、ときどきジョギングしたものの、モチベーションも下がり、すぐにやめちゃうのでした。2024年からふたたび走り始めて、5ヶ月余り。来年の秋に、サブフォーを目指す友人の伴走をすると約束したので、まずは体重を戻そうと考えています。

さて。

今年6月6日の夜中、900m走って信号待ちをしていました。息が上がるほどのスピードではなかったのに動悸がはやい。へんだなと胸に手を当てていると、気持ち悪くなります。そして、またも眩暈が……。ヤバいヤバいヤバい。幸い、今回はつかまるところが見つかり、両手でギュッとにぎって耐えました。

やはり数十秒から1分くらい記憶がありません。

前回気絶したあと、あるサイトに《ずっと持続していた運動がいきなり中断されたことによる「急激な血圧の変化」》が原因でめまいが起きるので、《一番の対策は「いきなり動作を止めない」ことです。止まるべき地点を見つけておき、車を止める時のように、徐々にスピードを落とし、やがて立ち止まるようにすべきです》とありました。

以来、信号待ちのときなどに気絶しないように気をつけていましたが、いつしか忘れてしまっていたのです。

前回と今回の共通点は、

  • 夜中22時くらい
  • 気持ちいい気温だけど湿度が高め(前回は雨上がり、今回は湿度70%強)
  • 1キロ前後走り、数百メートルの軽い上り坂を上がったところだった
  • 体重は63.5kgくらい
  • 食事を消化し切れてしなかった気がする

……これくらいでしょうか。

その日は、こまめに止まり、眩暈が起きないように歩く練習をしました。