狩猟採集民のように走ろう!

狩猟採集民について学びながら、現代社会や人間について考えるブログ

オミクロン株と、私の妄想

本日朝のニュース(→REUTER)によると、世界の新型コロナウイルス感染者は2億6109万人超、死者は545.54万人とのこと。総人口を仮に80億人とすると、約3.3%が感染し、0.7%が死んでいることになります。

南アフリカで発見されたオミクロン株が世界で確認されています。ワクチンの効果があるのかどうかなど、詳しいことはまだわかりません。向かいの部屋に滞在していただけで感染するという話もあり(→テレ朝news)、それが本当なら防ぎようがありません。

日本は島国なので、空港や港できっちり水際対策をすればいいんですが、いまだに抗原抗体検査ですし、どこまで本気なのやら……。今朝、たまたまワイドショーを見ると、石原良純が「日本は人権を制限できないので徹底的な水際対策ができない」と言いました。「しばらく全面的に出入国を禁止します」や、あらかじめ「検査して◎日間の隔離を行います」と通知して入国させることが人権を制限することになるんでしょうか。闇雲に全員逮捕してしまうのは人道上許されませんけど。

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人間であることを忘れて、地球規模で客観的に考えれば、食物連鎖から抜け出して世界中に散らばり、環境を破壊しながらのさばる人間を少し減らそうとしているんじゃないかとさえ思えます。

農耕以降、人と動物が近くにいることで人獣共通感染症が生まれ、人が移動することにより広まりました。グローバル社会になった今、季節に関係なく、世界中で流行する新型コロナウイルスには約80億の宿主がいます。ウイルスは突然変異を繰り返して性質を変えながら飛行機で移動し、感染流行の波を起こすのです。潜伏期間が比較的長く、無症状者もいます。致死率はさほど高くない(宿主をなかなか殺さない)から厄介です。

まるで人間社会を停滞させるための感染症ではありませんか。

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妄想から醒めて、自分が人間であることを思い出しましょう。日本は第五波がおさまったところです。全力でオミクロン株を防禦しなくてはなりません。来週から、やっと臨時国会が始まるようなので、野党は与党に水際対策を強化することを要請してほしいものです。来週では手遅れかもしれませんが。