狩猟採集民のように走ろう!

狩猟採集民について学びながら、現代社会や人間について考えるブログ

政治家の発言

ああ、腹が立つ!

私は腹を立てています。相模原の施設での事件から4年、いまだに「生産性」とか「命の選別」みたいなのことを政治家が発言するからです。

おい、大阪市長、もしも「生産性がない人は自由に尊厳死を選択できる」という法律ができたら、そのルール自体が社会的弱者に精神的圧迫を与えるのが想像できないのか。

おい、元都知事、「業病」って前世の悪行の報いで罹る難病のことだよ。怒りにふるえるわ。脳梗塞の後遺症で字が書けない高齢者である元都知事は、おそらく一部政治家から「生産性がない」と言われるだろうに、どうして高見に立って他人のことをああだこうだ言えるのか。

誰だって明日なにがあるかわかりません。境遇が変わったとたん、生きるか死ぬかを考える社会なんて地獄でしょ。政治家が発するセリフは「誰もが一緒に幸せに生きていける社会を築きましょう」一択のはず。息苦しくてたまりません。