ああ、腹が立つ!
私は腹を立てています。相模原の施設での事件から4年、いまだに「生産性」とか「命の選別」みたいなのことを政治家が発言するからです。
維新の会国会議員のみなさんへ、非常に難しい問題ですが、尊厳死について真正面から受け止め国会で議論しましょう。 https://t.co/JXlJYq1DBs
— 松井一郎(大阪市長) (@gogoichiro) 2020年7月23日
おい、大阪市長、もしも「生産性がない人は自由に尊厳死を選択できる」という法律ができたら、そのルール自体が社会的弱者に精神的圧迫を与えるのが想像できないのか。
業病のALSに侵され自殺のための身動きも出来ぬ女性が尊厳死を願って相談した二人の医師が薬を与え手助けした事で「殺害」容疑で起訴された。武士道の切腹の際の苦しみを救うための介錯の美徳も知らぬ検察の愚かしさに腹が立つ。裁判の折り私は是非とも医師たちの弁護人として法廷に立ちたい。
— 石原 慎太郎 (@i_shintaro) 2020年7月27日
おい、元都知事、「業病」って前世の悪行の報いで罹る難病のことだよ。怒りにふるえるわ。脳梗塞の後遺症で字が書けない高齢者である元都知事は、おそらく一部政治家から「生産性がない」と言われるだろうに、どうして高見に立って他人のことをああだこうだ言えるのか。
誰だって明日なにがあるかわかりません。境遇が変わったとたん、生きるか死ぬかを考える社会なんて地獄でしょ。政治家が発するセリフは「誰もが一緒に幸せに生きていける社会を築きましょう」一択のはず。息苦しくてたまりません。