狩猟採集民のように走ろう!

狩猟採集民について学びながら、現代社会や人間について考えるブログ

夏至から冬至まで……その1

今月上旬、週末の午後にロードバイクで走っていました。「多摩川100kmマラソン」みたいな文言が書かれたキャップやシャツを身につけたグループが数十人走っています。私的なイベントと思われます。歩いている人も少なくないので、すでに何十キロも移動したのでしょう。

ロードバイクから降りて休憩していると、イベント参加中の女性に道を聞かれました。単独走になってしまったらしい。暑さのため顔が紅潮し、意識がややボーッとしている様子。ウルトラマラソンってこんな感じだったよなあ……と、懐かしく思いながら、先行する人たちが進んだ方向を教えました。

100kmランか。私はその日、ロードバイクで、彼女たちの半分しか走らなかった。

この話を、写真に添えてインスタグラムに投稿すると、もう何年も会ってない女性のラン仲間が珍しくコメントをよこしました。

「あなた、100キロ走るほうじゃないの」

くうううう。きついひと言〜。自分も走ってないくせに〜。

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走らなくなった理由はいくつかあります。

ワクチン接種後、心拍数が少なくとも10拍/分は高くなったんです。平静時60拍/分以下だったのが、心臓が働き者になったのか、70拍/分以上になりました。少しスピードを上げて走ると、すぐに息が切れます。マスクをつけて走るのも煩わしく、だんだんジョギングから遠ざかりました。ワクチンは2度でやめました。

運動習慣がなくなるのは怖いので、ひとまず半分遊びのつもりで体重増をしました。「さすがにこれ以上太ると穿けないパンツが出てくる」という危機感が、走るモチベーションになると考えたのです。だいたい7kgオーバーの69kg台まで脂肪をつけました。

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ヤバいでしょ。ヤバいよね……というわけで、夏至(6月21日)から、走っております。走っているといっても、1日5キロ程度ですけど……苦笑する私。

ひとまず体重減を理由に、心拍数が上がらないようゆっくり走ります。それまでも、毎日散歩したり走ったりしていたんですけど、きちんとガーミンで計測しはじめました。川沿いに出たら、マスクを外しています。ほかのランナーも9割方マスクをしていませんね。暑いし、身体が重いので、キロ7分以上のゆるゆるジョグです。

20年近く前、走り始めたころは体重が75kgくらいあったんじゃないかな。まずは、秋分までに65kg以下、冬至までに(オフシーズンの標準)62kg台にします。スピード上げることがあるとしても、痩せてから。週末にはロードバイクにも乗ります。

写真は、夏至の日暮れです。雲間から陽光が伸びているのがわかりますか。反薄明光線になりそこねた感じです。反薄明光線とは、いわゆる天使のハシゴが水平に延びる現象です。

ジョギングしながら、何度か見ました。2016年のほうは太陽を背にしています。

↓ 2016/7/29

↓ 2021/7/17