狩猟採集民のように走ろう!

狩猟採集民について学びながら、現代社会や人間について考えるブログ

ロードバイク検討中(1)

ゴールデンウイークにこんなことがありました。

狭い歩道を走っていたら、ロードバイクに乗ったおっさん(年齢は私と変わらないかな)が追い抜きざまこっちを見て「右か左に寄れよ」と言うのです。私はあまり腹を立てることがないんですけど、ムカッとして「車道を走れ」と言い返しました。相手は「やべっ」て顔をして、シャーッとスピードを上げました。

道交法では「車道又は交通の状況に照らして当該普通自転車の通行の安全を確保するため当該普通自転車が歩道を通行することがやむを得ないと認められるとき」には自転車(ロードバイク含む)は歩道を走行していいことになっています。歩道を走ること自体は違法ではありません。

しかし、クルマは自転車に、自転車はランナーに、ランナーは歩行者に、大人は子供に……つまり、弱い側に気をつかうもんだと思っています。「すみません、通してください」とか言われれば「どうぞどうぞ」と道をあけるのに、「右か左に寄れよ」だなんて、あいつ大名か。

……と、Facebookに書いたら、自転車にも乗るラン友が、「身ひとつで勝負するランナーと違って、高そうな自転車に乗っている人たちは性格が悪い気がします」とコメントを書きました。マラソンの世界も最近は高機能シューズの波が押し寄せ「身ひとつで勝負」という感じではなくなりつつありますが、なるほど、と感じ入った次第です。

ジョギング生活十数年のなかで、マナーの悪い自転車野郎を何度か見かけました。歩行者を怒鳴りつけたり(ベビーカーを押す母親に「真ん中歩くな」と怒鳴ってた奴、自分の足が速ければ、捕まえて落車させてボコボコにしてやりたかった)、危険な走り方をするオラオラ系の人たちです。たしかに、みんなクロスバイクやママチャリではなくロードバイクに乗っていました。

日本は階層社会です。ロードバイク野郎同士でも、「やべえ、あいつはお幾ら万円するロードバイクに乗っている」とか感じながら序列を争っているのかもしれませんね。

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と、悪口を書きましたが、わたくし、ただいまロードバイクを買おうと検討中です。私のアイドル狩猟採集民が自転車に乗らないのは重々承知しています。ただ、コロナが蔓延する現在、あてもなく30〜40kmジョギングして、スーパー銭湯で汗を流してビールでプハアして電車で帰るなんて遊びもやりづらい。自宅から半径10km圏内はもう走り尽くして面白みがありません。ロードバイクで新しいところに行ってみたいのです。

……もちろん、自分はマナーを守ります。

どんなロードバイクを検討しているかは次回に。とりあえず、スピンバイクのペダルをビンディングに替えて、着脱の練習をしています。(写真はクリートを調整する前)

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