狩猟採集民のように走ろう!

狩猟採集民について学びながら、現代社会や人間について考えるブログ

2022年の目標……の、ようなもの

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2022年1月2日夕暮れの走り初めは、ゆるジョグ10キロ。年末年始ってアッと言う間です。

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短期的には目標大会も目標タイムもありませんし、マスクつけて走るのが苦手で、健康ジョギングも停滞気味。ワクチンを接種してから、なんだか心拍数が高くなっています。とはいえ、体重も増加傾向にあり、少し走らねば。筋トレも継続します。

今月のランの目標は低めに150km、減量3kgして62kg台にします。なにごとも一歩ずつ。くたくたになりながらウルトラマラソンを走っていたとき、「とにかく一歩足を踏み出せば、いつかはゴールに着く」と自分に言い聞かせていたっけな。

走らない日も、30分から1時間くらいの散歩はしています。合間にダッシュするんですが、これが大変気持ちいい。重心移動のコツをつかんでからというもの、自分史上、最高にラクにスピードが出ます。斜め前方にジャンプして着地すると、アキレス腱や、臀部や腸腰筋の伸張反射(SSC)がうまく機能して、次の一歩も力感なく前方にジャンプできるんです。ただ、フォーム的には過去最高の感覚を得られているのに、気持ちがランから遠ざかっているという……。

まあ、そのうち走りたくなるでしょう。

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自宅でやっている仕事はコロナと関係ないかと思いましたが、2年間、ほとんどひとと会わないうちに発注が半減しました。フリーランスになって今年で20年です。時間ができたことを奇貨として、仕事でもより好きな方向に舵を切りたいと思います。

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以下は、2021年の目標というより、もっと長期的な目標です。

「人間はどうやって走っていたのか」「人間はどんなものを食べる動物なのか」といった疑問から始まり、「人間はどんな社会を暮らして生き抜いてきたのか」と調べるようになったんです。

何百万年も続いた狩猟採集社会と比較すると、わずか1万年前から始まった農耕社会や、数百年前に始まった資本主義社会で生じた間違いに気づくことができました。

私たちが常識と思っていることの多くは、人類史からして非常識なのです。たとえば、所有・税金・階級・運動不足・腰痛・癌・糖質過多・人獣共通感染症……数えきれません。

資本主義社会も疑っています。私たちは生まれ落ちてから、カネが必要な社会を生きてきました。しかし、狩猟採集民の平等分配主義のほうが正しい気がするのです。たとえば、懸命に練習して箱根駅伝で勝った大学の選手より、中継したテレビ局や、広告代理店や、勝った大学にお金がチャリンチャリンと落ちていくのはおかしいのではないか。

今年もどんどん掘り下げたいと考えています。

さらに、論文や本などを読みながらインプットするだけではなく、ひとさまに伝えるようアウトプットもしたいと思います。SNSやブログで発信するというのも手ですが、もう少し大きなアクションにつなげたい。

ひとまず、250枚ほど書いた小説を完成させて応募します。先が短かい50代のおっさんの小説が新人賞に当選するわけがありませんけど、箸にも棒にもひっかからないレベルではないはずです。私が会得した(?)ランニングフォームの話も出て来ます。落選したら、どこかで(ここで?)連載しましょう。