ガーミンの心拍計のストラップを購入しました。以前もポイント練習などでは使っていたんですけど、そのうち壊れてしまうんですよね。デスクの抽斗を見ると、真ん中のセンサーの部分(発信部)は残っていました。ランニングダイナミクスを計測できるセンサーもあったんだけど、見つかりません。ひとまずあれは要らないか。通称「乳バンド」(ストラップ)だけ購入し、センサーの電池を入れ替えると、きちんとGPSウォッチと同期できました。
短距離ランナーの練習をしているうちにスピード持久力が劣化しました。酒に酔って入会ボタンをポチッてしまったマラソン練習会できちんと計測すると、ななんと、AT値(無酸素性作業閾値=無酸素運動に変わるポイント)が5:00/kmだった私。これから心拍数を測りながら、少しずつ上げていこうと目論んでいます。
時計は、GARMIN 630J です。手首で心拍を測るタイプも使ったことがあるんですけど、スピードを出すと、うまく計測できません。手首で心拍を計測するタイプを着けて運動させ、正しく計測できているか検証した論文をどこかで見ました。皮膚の色などに左右されるのか、ズレる人はズレまくっていました。手首計測タイプも改善されるかもしれませんが、心臓に近い部分で計測するほうがより正確だと思われます。
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さて、私は安静時55bpm(拍/分)くらいで、走り始めたらすぐに140bpmくらいまで上がり、死ぬほど追い込んだら最大200bpmを少し超えます。安静時の心拍数が低くて目一杯スピードを上げても150bpmなんて方もあり、そういう人が体質的に持久走に向いていんじゃないでしょうか。私はもともと短距離向きなのです。
恥ずかしながら、レースのときに計測した心拍を……。
まずは、2014年10月の新潟Cityマラソン。このときは、終始ほとんど4:30/kmで走り、3時間9分台でゴールしました。心拍数はドリフト現象で徐々に高くなり、ハーフあたりで170bpm前後になり、最後は180bpm以上でフィニッシュしています。
続きまして、2017年1月の駅伝。
キロ4分くらいで3キロ走った記録です。1キロ走らないうちに180bpmを超え、最後の苦しいところでは200bpm超となっています。このころはマラソンに限界を感じていて、明らかに練習不足でした。
以上の結果から、私は170bpmあたりがAT値に相当するのでしょう。呼気による先日の計測でも、AT値5:00/km時の心拍は167bpmでした。すなわち、そのあたりをターゲットに走ればペースランニング、それ以上であればスピード練習ということになります。限界のスピードは200bpmちょい。
今夜は、ずっと心拍数を睨みながら、170bpmくらいを保って走りました。筋トレしすぎたせいもあるでしょうけど、5:10/kmでしたわ。やれやれ。ま、何年かかったってかまわない。あしたがあるぞ頑張るぞ。