狩猟採集民のように走ろう!

狩猟採集民について学びながら、現代社会や人間について考えるブログ

週末のラン、カープ、藤井聡太。

前回書いたように、10年前の同月に302km走った自分をライバル視し、月間303kmジョグすることだけを目標に走っています。6日連続で15km前後走っていたら、土曜日は「久米宏 ラジオなんですけど」最終回を聴いてからスタート。まったく身体が動かず、7:30/kmペースで10km走るのが精一杯でした。日曜日はカープの試合を見てから外に出ました。少し身体が動く感じがあり、アップダウンを15km走れました。残り2日間で18km走れば303kmです。

広島カープは、まずまずではないかと思います。打者はおしなべて調子が良いし、投手も好調な選手が多く、きのうは新人・森下暢仁投手が好投しました。佐々岡新監督の采配は悪くないのではないでしょうか。緒方監督時代の采配、とくに無意味な送りバントには閉口しておりました。

藤井聡太七段、棋聖戦五番勝負に2連勝して、タイトル獲得まであと1勝です。

彼のすごさを野球の投手に喩えるなら、中卒ルーキー(高卒ではないよ)3年目で、インハイやアウトローに160kmの速球やキレのいい変化球を8割程度の力で投げ込む、という感じでしょうか。スタミナも充分です。根本的に将棋の質が違う気がします。△5四金〜△4二飛という構想や、△3一銀なんてふつうは浮かばないんじゃないかなあ。玉をしっかり囲う前に戦いを起こし、中盤でじっくり時間を使ってリードを保ち、ゴチャゴチャした終盤でも精確に指します。

同い年のころの羽生善治九段はまだ荒削りで、悪くなった終盤にあやしげな手を連発し逆転勝ちすることも多かった(もちろんそれも面白かった)。それに対して藤井七段はすでに完成されている気がします。デビュー後、時間に追われてバタバタするようなこともたまにありましたが、最近はあまり見ません。今年は10勝1敗です。

次は7月1日、もうひとつ挑戦している王位戦第1局です。過密スケジュールのうえ初めての2日制ですけど、地元・愛知県で行われるのは心強い。なにやら、藤井七段を脅迫する電話がかかってきたそうですが、人騒がせな。脅迫したヤツ出てこい、俺がつねってやる。