狩猟採集民のように走ろう!

狩猟採集民について学びながら、現代社会や人間について考えるブログ

ベアフット系ランの話。

最近、ベアフット(裸足)系シューズの話を訊ねられることが多いんです。今日もジムのスタッフに話しかけられました。みんな『陸王』を観ているんですね。

私は素足で走ることは滅多にありませんが、週に1〜2回、ベアフット系シューズを履いてペタペタ走ります。足から得られる情報というのは多いんです。路面の温度はもちろん、道のわずかな傾き、硬さなどが伝わります。自分のフォームがおかしかったり、身体のどこかが歪んだり痛んでいることもわかります。つまりそれは、普通のランニングシューズにどれだけ守られているか、ということでもあります。

過去に長い距離を走ったのは、ビブラム・ファイブフィンガーズの高尾山口〜陣馬山往復28kmふくむ30kmと、アスファルトのジョグ30kmです。

私はもともとミッドフットあたりでしか着地しかできないので、ベアフット系ランにはすぐに適合できました。フォームもスピードもシューズのときと変わらないと思います。いろんなベアフット系シューズを履きつぶすのは趣味みたいなものです。

では、週1〜2回ではなく毎日履いたらどうなるだろう? と、MUTEKIで試してみました。やや上り下りのあるアスファルトを10km前後のジョグです。

結果、

だんだんアキレス腱が痛みはじめ、5日目くらいで断念しました。

チーン。

……その後はケアしながら普通のランニングシューズで様子を見ています。アキレス腱は気にならなくなりましたが、やや遅れて出現したふくらはぎのダメージが残っています。ベアフット系シューズってやはりそれなりにキツいんですね。

まだ足が痛いな、という段階で、アディゼロJapan3を履き、近所のきついアップダウンを走ってみたんですが、とくに上り坂をすいすい走れました。これはMUTEKIランの効果だと信じています。

痛みが取れたらまた履いて、鍛え直します。