狩猟採集民のように走ろう!

狩猟採集民について学びながら、現代社会や人間について考えるブログ

アディダス スーパーノヴァ ライズ

アディダス スーパーノヴァ ライズというシューズを購入しました。

数週間前、あるスポーツショップに行き、勝手に試し履きしてたら、女性店員に話しかけられました。「コロナ前はマラソンを走っていたけど、まだカーボンシューズを履いたことがないんです」と言うと驚かれました。そんなもんでしょうか。

彼女は見た目からしてランナーです。冷やかしのつもりだったのに、久々のマラソン談義が楽しく、最近のシューズ事情を聞きました。厚底シューズばかりになり、おじさんは浦島太郎状態です。

カーボンではないけど、同じように弾むシューズとして、アディダスの新作「スーパーノヴァ ライズ」を勧められました。店内を十歩ほどジョギングすると、グイグイ前に進みます。

インソールの土踏まず部分が盛り上がっているシューズが苦手ですが、その点では問題ありません。踵が高すぎるシューズも合いません。アディダスのサイトを見ると、踵のほうが10mm高いとのことですが、立ってみると、前足部よりヒールが柔らかいのでしょう、むしろ踵が沈む感じです。

「インターバルもできますよ」とお姉ちゃん。私は、まず減量なんスよ。

気に入ったのですが、その日は「少し考えます」と帰りました。もともと買う気がなかったし、消耗品であるシューズに1万円以上出さない主義ですし、「ネットで安く買えるかも」という魂胆もありましたし。でも、検索したところ、どこも定価です。1万5千円は払いたくないけど、折角ならあの店で買うか、と翌週末お店に行くと、あの女性店員が私を見つけて接客してくれました。ごめんね、ネットで買おうなんて思って。

初めて履いた日、グイグイ進むので焦りました。あと約4kg痩せるまで、6:30〜7:00/kmペースでタラタラ走るつもりなのに、このシューズは先に進もうとしちゃうんです。どんなにゆっくり走ろうとしても、6:00/kmを切ります。助けてくれ、これじゃ踊りつづけなければいけない赤い靴じゃねえか。何度も止まってゆっくり走るフォームを模索しましたが、徐々にペースアップしてしまい、結局、計11kmを5:45/kmで走りました。ふう。

スーパーノヴァ ライズを初めて履いた翌日、ミッドソールのないメレルベイパーグローブ(もちろん、安売りのものを購入しています)で走ったんですが、やはり身体が前に運ばれます。抑えても、6:00/kmペース。どうやら、しばらくそのペースのジョギングになりそうです。

びょんびょん跳ねる機能は「筋肉がサボるんじゃないか」という先入観があったんですが、正しい前傾フォームを強要され、お尻やハムの筋力を鍛えられそうです。歩くのには不向きだし、片足277g(27cm)は個人的にはちょっと重いけど、悪くないかもしれません。

お店で対応してくれた店員さん、名古屋ウィメンズを走ると言っていたけど、どうなったかなあ。