狩猟採集民のように走ろう!

狩猟採集民について学びながら、現代社会や人間について考えるブログ

COVID-19、自粛待機下のSNS作法

FacebookやInstagramの「7日間ブックカバーチャレンジ」とか「おうちで筋トレ」とか、みなさん楽しんでいるのかもしれませんが、私はつまらない。見なきゃいいんですが、とにかく多いんです。

ブックカバーのやつは、カバーだけ載せて内容を紹介しないのがルールですと添え書きがある。そんなの面白い?……と思うけど、友人が毎日たくさんアップするのです。腕立て伏せしてくださいとか幼少期の写真をアップしてくださいと私も誘われていますが、チェーンメールみたいだし、お断りしています。「みんな巣ごもりでたいへんだから一緒に楽しもうよ」というポジティブな流れだと理解はしているんです。でもそれぞれ好き勝手書いたほうが楽しくない? 本やレコードのジャケットを掲載するならコンテンツの魅力も大いに語ってよ、と感じてしまいます。ひねくれ者でしょうか?

Instagramでは世界中の陸上選手をたくさんフォローしているんです。とくに、ドリルなどの練習法やフォームを公開している選手の投稿はちょくちょく「保存」して見直しています。女性の選手は結構セクシーショットを載せるのでドキドキしますわ。──ただ、最近「おうちで筋トレ」ばかりが出てきて、こちらも食傷気味です。筋トレのヴァリエーションがたくさんあることには感心しますけど、さすがに出尽くしたような。

かえりみるに、私は「おとなしく、みんなおうちで楽しも」というメッセージそのものに抵抗を感じるのかも知れません。外に出たって人と会わなければいい。半径数メートルに誰も入れないように散歩するくらいかまわないはずです。それに私は自宅兼仕事場で18年間だいたい蟄居してますから、一人上手には馴れてます。「おうちでも楽しむ方法があるよ」などと言われるのはちと心外です。

…………というわけで、しばらくSNSは休むことにしようかなあ。

あ、リモート飲み会というのは1度だけ体験しました。面白かったけど、あれは気の合う仲間で3、4人くらいまでがいいんじゃないでしょうか。大人数だと、酔っ払ってきたら、小さなグループに分かれて話しますよね。あれができない。そういうアプリあるのかな。