狩猟採集民のように走ろう!

狩猟採集民について学びながら、現代社会や人間について考えるブログ

名古屋W26,000円とはッ!?

私がランニングイベントに出はじめたのは2008年です。走り始めたのは、その数年前。「一度フルマラソンに出てみたいなあ」と思いながら、ランニング雑誌を見ていました。当時、ランナーズなど、雑誌の巻末に大会情報が出ていたんです。フルマラソンの参加費って5,000円とか6,000円ではなかったかなあ。

第1回東京マラソンは2007年に始まりました。エントリー料が10,000円とあり、ビックリしたのを覚えています。そんなに高いマラソン大会は初めてだったのです。機を見るに敏と言いますか、湘南国際マラソン(当時は公認レース)も1万円に便乗(?)値上げしました。そのころからマラソンブームといわれ、エントリー合戦が加熱しはじめていたので、それでも参加者は集まるのでした。

いまの私は大会に出ようという気はあまりないし、女性の大会でもありますが、名古屋ウィメンズマラソン2021のエントリー料が26,000円と聞いて腰を抜かしました。参加人数を半分にしたりコロナ対策をするなど理由はあるでしょうけど、

26,000円とはッ!?

第1回名古屋ウィメンズマラソンは参加費は10,000円だったらしい。以降、段階的に引き上げられてきたようです。

「マラソンは金がかからない趣味」とよく言われますけど、遠征費やらGPSウォッチやら何やら案外かかりますから、市民ランナーはある程度金銭的に余裕のあると感じています。とはいえ、なんとかノミクスはじめ新自由主義的政策により、近年では一部富裕層以外は不景気になり、消費税増やコロナ騒ぎでデフレマインドが蔓延しています。ランナーのみなさんはハイテクシューズの価格が3万円になったり、レースのエントリー料が上がっていくことをどう見ているんでしょうか。

お化粧ばっちりの有閑マダムたちがナイキヴェイパーフライを履いて颯爽と走る名古屋ウィメンズマラソンを想像しながら、夕方13km走った私。6,000円で買った型落ちソーティマジックを観察しますと、アウトソールは大きく剥がれ、ミッドソールは完全に潰れていました。チャンチャン。

追記 FBで教えてもらいました。公式サイトの申込規約(→HP)には、新型コロナウイルスによる緊急事態宣言などで大会が中止された場合は全額返金されず、オンラインマラソンに変更され、5000円分のQUOカードが返ってくるそうです。申込みを考えている方、規約をよくお読み下さい。