狩猟採集民のように走ろう!

狩猟採集民について学びながら、現代社会や人間について考えるブログ

サマータイム?

ひとこと。

サメの脳の持ち主と言われた人と、膿の親と揶揄される人が、来年からサマータイムを導入しようと思いついたようです。しかも2時間も繰り上がるのです! 人間の体内時計舐めてます。来年は朝10時が昼の12時だ。人間の腹時計も舐めてます。6時半のラジオ体操が4時半になるんです。ラジオ深夜便の時間です。日が昇る前から、あ〜た〜らしい朝が来たって歌うの?

サマータイム検討のきっかけは、東京オリンピックのマラソンを午前5時(夏時間だと午前7時)にスタートさせたいためだったはず。サマータイムなんて導入する必要はありません。単に午前5時にスタートすればすむ話です。たった一度のレースのために国民の生活を根本から変えるだなんて、妙な話です。

美術館に飾ってある絵が天地逆さまになっていたら、絵を架け直しますよね。ところが、サメさんと膿さんは、その絵の前で逆立ちしろとおっしゃるのです。

なんだ、そりゃ。

気になるシューズ、TANUKI。情報ないかなあ。

スロージョギングでサブ4達成! 誰でも楽に走れるマラソンの科学 (洋泉社MOOK)

スロージョギングでサブ4達成! 誰でも楽に走れるマラソンの科学 (洋泉社MOOK)

 

田中宏暁監修『スロージョギングでサブ4達成! 誰でも楽に走れるマラソンの科学』の見開き22〜23ページに、素足に近いシューズを履こうと書かれていまして、見たことのないシューズ「TANUKI」が紹介されています。

本文には、《田中(宏暁=引用者註)名誉教授の依頼で、WILDLINGというシューズメーカーでは、和紙を素材にした地下足袋風のスロージョギング専用のランニングシューズを開発中だ》とあります。さらに見開き上部に大きくシューズの写真が大きく掲載されていて、こんなキャプションがついているのです。《和紙繊維を使ったWILDLING製ランニングシューズ『TANUKI』(2018年7月発売予定)

ほかのページでは(おそらく表紙も)、モデルの方が実際にそのシューズを履いて走っています

 何度も書いたとおり私はゼロドロップシューズ(いまはMUTEKI、Toe-bi、ルナサンダル、アルトラVanish-R)愛好者なので、この「TANUKI」も気になります。田中先生の信奉者としては、ぜひとも試したい。

ところが、もう8月になったのに、このシューズの日本発売情報が少ないのです。

WILDING 社は主に子供向けのナチュラルなシューズを作っているドイツの会社みたいです。HPにはすでにTANUKI YORUという商品が掲載されています(TANUKI ASAHIはキッズ向けらしい)。

和紙素材を使っていることに関しては、細川機業株式会社社長のインタビューに出てきました(→はたらくらすコネクションin上市)。FBで下記の情報が見つかりました。

ただ、これだけなんです。情報が少ない。

ドイツ語、大学時代に4年間もやったのに読めないし(←サボって単位を落とし続け、4年生まで履修せざるを得なかっただけ)。個人輸入することも考えましたが、やはり一度試し履きしたいんですよね。

8月最初のラン……2018/8/4

きのうは野球観戦でした。カープ負けたけど楽しかった

 本日8月4日は、仕事に使うMacintoshがちょっと不調で、イライラ。

新しいの、注文しちゃった。Mac mini。内緒だけど14万円。しくしく。消費税反対。買いおきしていた3TBハードディクスをパックアップ用にしましたが、1TB弱をコピーするのって膨大な時間がかかりますな。まだ終わりません。

バタバタしたあと、食事前にタバタ。いつものように固定バイクにまたがり、6分ウォーミングアップしてから4分の激しいインターバルです。今回は音楽に合わせてどうぞ。

♩ニコニコルンルンニコニコルンルン……(イントロ6分間)
 ★ワ〜〜〜〜ギャ〜〜〜〜、ハ〜ハ〜★
 (以下、★〜★を7回繰り返し)
 チーン。

22時半ごろから、ラン。少し多摩川を走ってから多摩丘陵を上り始めましたが、前方に雷雲がピカピカ盛大に光っていたので引き返し、また多摩川を走りました。幸い、ゴロゴロピカッドーン、ザーザーザーはなく、予定の距離を走れました。

ほっ。

2018年7月の走行距離は310kmでした。

7月最終日は、距離合わせが目的のジョグ。調子が悪く、キロ7でしか走れなかったのですが、22時半から10km走って月間距離310km(1日10km平均)としました。田中宏暁先生は「1日10kmくらい走りましょう」と書かれていたと記憶します。

今月は前半忙しく、17日まで117キロしか走ってなかったのです。310kmなんて無理だと思われましたが、18日からの14日で193キロ走破したことになります。スピンバイクを導入したのが16日ですし、この2週間はよく運動しました。ま、ランのペースはキロ6〜7分でしたけど……。

前回書いたとおり、HIIT(高負荷インターバル)は計8回です。

7/7に坂道ダッシュ。前半は多忙によりHIITも少なかった。

7/18からスピンバイクによるタバタ式トレーニングを1日おきに7回、でした。

7月最後のタバタ式トレーニング & 春からのHIITの記録

1日置きタバタ式トレーニング7回目。

タブレットのスタンドをスピンバイクの近くの本棚に据え付け、ぐぐっとアームを伸ばしています。おかげで、iPhone や iPad を見ながらバイクを漕げるんです。

タバタやるときは iPhone を装着し、タイマーのアプリを起動させます。

設定は6分ウォーミングアップのあとタバタ8本で、計約10分。

本日も、6分ぼんやりベダル回したあと、ガーッと全力で漕ぎはじめました。

2本目あたりでハーハーハー。4本目でギャー、5本目から頭が真っ白、6本目から腕の血の気が引いて痺れてきます。3本目と4本目の間のレスト10秒間で、モニタの片隅に、LINEの通知が。妻から、親戚の病状を伝える衝撃的なメールが表示され、一瞬心が乱れました。それでも8本もがいて今日も終了。

7月最後のタバタ式、やっつけたった〜。

床に寝転び10分くらい恢復を待ちました。苦しいけど、短いのでなんとかやっていけます。ペース走などより、こっちのほうが好きかな

以下、4月末にスタートして以来、HIIT(高負荷インターバル)の記録です。

果たして効果はでているのか? 6月までは、ときどきアップダウンを走り、「楽だと感じるペースが少し速くなったかな」くらいの感触を得ていましたが、いまは暑くて外では確認しにくいのです。

04/26木 坂道ダッシュ4本
04/28土 インターミッテント・トレお試し8本
      ★
05/01火 坂道ダッシュ4本
05/09水 坂道ダッシュ4本
05/12土 インターミッテント・トレ12本
05/15火 坂道ダッシュ4本
05/25金 インターミッテント・トレ12本
05/28月 坂道ダッシュ4本
       ★
06/02土 インターミッテント・トレ12本
06/14月 坂道ダッシュ4本
06/07木 インターミッテント・トレ6本(失敗)
06/13木 インターミッテント・トレ12本
06/18月 坂道ダッシュ4本
06/22金 インターミッテント・トレ12本
       ★
07/07土 坂道ダッシュ4本
07/18水 タバタ初
07/20金 タバタ
07/22日 タバタ
07/24火 タバタ
07/26木 タバタ
07/28土 タバタ
07/30月 タバタ7回目

タバタ4回目 & 夜はゆるゆるジョグ

夕方、1日おきタバタ・プロトコル4回目。

まずは5分間ウォーミングアップ。本日はスピンバイクの負荷を「6」にして……さあ、スタート!……ぐあああああ、全力で回せ……1本目から息が上がった。ぐるじい……きりがいいから8本4分として広まっているけど、タバタはもともと6〜7本のはず。今日は最低限の6本でやめちゃおう……ぜえぜえ……なんとか6本に辿り着いたぞ、さてどうするか……あ、レストの10秒がもう終わる、しかたねえ7本目だ……ふうふう。ええい、いくぞ8本目……ぜえはあぜえはあ……チーン。

だんだんきつくなるのは気のせいか?

22時にランスタートしました。今日のメインはタバタにつき、夜は距離稼ぎのゆるゆるジョグです。ねっとりした液体のなかを進んでいるようで気持ち悪い。それでもまあ、キロ7分半で進めば減量効果とか、なんかあるんでしょ。

ラジオを聴きながらでした。

TBSラジオ「Session-22」でカルピスの創業者・三島海雲について特集していたのは面白そうでした。私も子供のころはカルピス飲んでいましたが、今じゃ甘いもの大嫌い。あの味を思い出すとよけい気持ち悪い。もどしてしまいそう。

ニッポン放送「オールナイトニッポンGOLD」に換えると、今日のパーソナリティは名取裕子。彼女の怪談「クローゼットのなかの服がどんどん縮む」なんてのは面白かったけど、それでも私の気持ち悪さは払拭できません。

10キロあたりで足が止まったので、iPhoneに入っている「学生時代、好きすぎて一生分聴いたので今後は1年に1度も聴けばいいかな、と思える曲」をまとめたプレイリストを聴きました。いわば、奥の手です。

最近聴いてない、大好きなあんな曲やこんや曲がかかると楽しくなりました。

向い風で比較的涼しさを感じられたので、ラスト700mくらいをビルドアップ。キロ4くらいで走りましたが、苦しくもなかった。5月の連休明けから取り組んでいる高負荷インターバルはそこそこ効いているはずです。錯覚かもしれませんけどね〜。

12キロ走ったあと、おまけで素足ラン1キロ。

暑い。2020年の夏は……。

暑い! 0時でも走りにくい。気温を見ると28度だったりします。さすがに異常ではありませんか。高校野球、やってていいんですかね。

数日前、食事どきにテレビつけたら、東京オリンピックのマラソンについて話していました。午前7時スタートでも、途中で30℃を越えるだろうと言っています。市民ランナーなら知っていることですが、この時季、日が昇るとすでに暑いのです。7時スタートだってランナーは地獄の暑さでしょう。スタジオのコメンテーターが「選手のみなさん大変だね」と笑って終わりました。テレビ局はオリンピックの利害関係者だから真正面から批判しないのですね。

東京オリンピック招致・開催にはずっと反対です。今でも返上したらいいんじゃないかと思っています。

理由はいろいろありますが、ひとつはやはり東京の夏の暑さです。

「特定非営利活動法人東京2020オリンピック・パラリンピック招致委員会及び東京都」の「立候補ファイル」(PDF)には、不思議なことが書かれています。曰く、
《この時期の天候は晴れる日が多く、且つ温暖であるため、アスリートが最高の状態でパフォーマンスを発揮できる理想的な気候である》
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日本の夏は温暖で、スポーツするのに理想的! この一言だけで、一発レッドカードなんだがな。関係者はみんな7、8月に戸外で3時間散歩してみろ。

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「世界一カネのかからない五輪」「アンダーコントロール」「アスリートファースト」並みのインチキです。やれやれ。

以下は、ティム・ノックス『ランニング事典』からの受け売りです。

暑いところで運動すると、エネルギー維持のため筋血流を増やすか、熱放散のため皮膚血流を増やすか、二者択一を迫られます。身体は前者を優先するので、皮膚は外気もしくは汗で冷やすしかないのですが、気温が体表温度より高くなると、発汗よりほかなくなり、脱水症状に陥ります。

自転車レースは速いので空気の対流で身体を冷やせるそうですが、マラソンのスピードでは無理なんだそうです。暑いレースで起きた悲劇はたくさんあります。レースの危険性を示す指標数あれど、30℃越えのレースは行うべきではない・速く走るべきではない、で一致しているようです。オリンピックは世界最高の舞台のはずなのに、絶対に世界記録が出ない苛酷な条件で42キロを走らせるなんて……。

競歩も同様でしょう。暑熱馴化ができていない観客やボランティアも心配です。

東京新聞7/21朝刊に、東京オリンピックの暑さによる危険性について特集されていました。以下は東京大学・横張真教授(都市計画)のコメントです。

「日本で(東京オリンピックの開催期間に=引用者註)マラソンはやらないのが一番。北海道か長野で走るのが二番、午前二時から五時にかけてやるのが三番」。

まったく同意見です。北海道の一部を東京都の飛び地にして、14キロの林間コースを整備し、途中、プロジェクションマッピングで、浅草や東京タワーやスカイツリーや富士山を映し出す。それでいいのではないんかい?