狩猟採集民のように走ろう!

狩猟採集民について学びながら、現代社会や人間について考えるブログ

2度目のタバタ……きつい。^_^

2日前の初タバタ式トレーニングでは、

《「こわいな、きつそうだな、死ぬかな……」と覚悟していたので、そりゃまあ、きつかったけど、命まで取られなかった》

と感想を述べた私。

本日お昼に2度目を実施……くわあああ、きつかった。

今回はスピンバイクの負荷を「4」にして目一杯回してみたのです。3本目くらいからハーハー息が荒くなりました。

初めてやったときは決死の覚悟だったから案外いけた気がしただけか。今日は「また4分間サクっと片づけよう」なんて気軽にスタートしたのがいけなかった。ウォーミングアップも少なかったのかもしれません。

しばし休憩。

のんびり、映画『男と女』のテーマソングでも聞きながら回復を待ちます。

タ〜バ〜タ、タバタバタ、タバタバタ。

スピンバイク購入で、初タバタ

忙しくて、3日も走らず……。

ほんと、徹夜で仕事していたんです。

なんとか無事片付きつつあります。

先日、ハイガーのスピンバイクeX5というのを購入しました。渦電流というのはカデンリュウと読むのかな。ホイールの両側に強力磁石がついていて、それを寄せたり離したりすることで負荷を変えるシステム、らしい。新商品の初期ロットで、値段は60,000円。かなり悩みましたが、ハイガーのスピンバイクは安くて評判が良さそうだし、ジムの会費半年分と割切って導入しました。

スピンバイク自体、かつて通ったジムで少し漕いだことがある程度なので他と比較できないのですが、今のところ満足しています。90rpmで30分以上ラクに漕ぐのに、私は負荷3くらい。最大負荷の8は、パワー系の人は物足りないのかな? 私には充分です。静かなのがいい。長く使ううちにガタが来る可能性もありますが。

昨夜は、スピンバイクにまたがり、初タバタ式トレーニング(タバタ・プロトコル)に挑戦しました。

2ヶ月くらい、高負荷インターバル(田中宏暁先生考案のインターミッテント・トレーニングもしくは坂道ダッシュ)を週2回くらいやってきましたが、こう暑いと無理です。35度とか40度とか信じられん。9月になるまで室内でタバタをやりたい。

タバタプロトコル専用のタイマーアプリをダウンロードしたiPadをハンドルのところに置き、スタートボタンを押しました。

ご紹介が遅れましたが、20秒全力+10分レストを8セットの高負荷インターバルです。

レッツ・トライ。

目をつぶって必死にペダルを回し、苦しいころに目を開けると、iPadに「あと5秒」とか表示されているので頑張れました。3分50秒がアッという間に終わった感じ。負荷は「8」からスタートして4本めくらいに「7」に替えました。

「こわいな、きつそうだな、死ぬかな……」と覚悟していたので、そりゃまあ、きつかったけど、命までは取られなかった。

考案者・田畑泉先生の本に清水宏保選手のインタビューがあります。

このトレーニングやるときは、自転車の横には必ず毛布を敷くんですよ。なぜかっていうともう転げちゃって立てないんです。のたうち回るから。それだけ能力が高い選手ほど追い込むわけです。20分ぐらいとか30分ぐらい起き上がってこられないですし。吐く選手もいたくらい。」

これ読んでビビっていたんですが、私の場合、能力が低くて追い込めてないのかもしれません。もうちょっと頑張れるのかな? でも、いろんな動画を見てものたうち回っている人はいないな。私の場合、ケツ筋が悲鳴を上げました。

 

その後、22時15分から気温28度の夜をゆるゆるジョグ15キロ。

タバタの30分後に走れたのがわかったことも収穫でした。いつか20〜30分起き上がれなくなるのかな。

究極の科学的肉体改造メソッド タバタ式トレーニング

究極の科学的肉体改造メソッド タバタ式トレーニング

 

一番速く走れるシチュエーション

ひさしぶりに広島に帰郷してボランティアをしている友人が、街を歩いて「あの店がない、この店もなくなった」と Facebook にアップしているのです。

広島市の本通りにたくさんあった書店のうち何軒かはなくなりました。

中央公論新社の草創期などを書いた牧野武夫『雲か山か』にも出てきた金正堂は懐かしいけど、もうありません。

100年以上続く積善館は今では教科書を卸しているらしいんですが、店舗はなくなりました。学校から路面電車を降り、積善館を覗いてサンモールのゲームセンターに行くのが昔の中高生の歩行ルートのひとつだったなあ、とぼんやり考えていると、あることが思い出されました

私は市内の中高一貫校に通ったんです。

中学生のとき積善館を出て平和公園方面に歩きだすと、後方からバタバタと足音が聞こえます。振り返ると、中学生男子が積善館の角を全速力で曲がるところでした。彼は必死の形相で私のそばをすり抜け、去って行きます。と、つづいてリーゼントの昔風のヤンキー高校生が積善館の角から現れ、彼を猛然と追いかけていくのでした。追われていたのは、名前は知らないけど同級生です。インネンつけられたかカツアゲされて逃げていたのでしょう。彼の無事を祈るべきでしょうが、私はこう感じたのでした。

「あいつ、足が速いのう」

高校3年のとき初めてその同級生と同じクラスになりました。Nという名前でした。

私、いまでも持久走は大の苦手ですが、おそらく速筋優位なのでしょう、200mくらいまではそこそこ速かったのです(運動が盛んな学校ではなかったからです)。高3のクラスをざっと見回すと、私より足の速そうなヤツは見当たりません。ただ一人、私が恐れていたのはNでした。

体育の授業で100m走のタイム計測がありました。私はドキドキしながらNの走りを観察しましたが……。

「あれれ? すごく遅いじゃん!?」

体育の時間が終わったあと、Nに話しかけました。私は彼がわざと遅く走ったのではないかと疑ったのです。

「N、ほんまはもっと速いんじゃないん?」
「なんで?」
「あんた、中学ンとき不良に追いかけられたじゃろ。あんときブチ速かったで」
 そういうと、Nは「ええ! あれ見とったヤツがおったんか。なんじゃあ、誰も知らんと思うとったのに。ああ、もう、ブチショックじゃわ。生きていけんわあ」とパニックに陥りました。
「いやいや、わしは単に、あんたは足が速いんじゃないかと……」
「知らんかったわ。見られとったんかあ。しもうた。見たやつがおったんかあ……」

延々、彼の嘆きは続きました。

ちなみに、Nはあのとき逃げ切れたそうです。

人間、追われているときが一番速く走れるのかもね。

積善館の思い出は、Nとともにあります。

西日本の豪雨被害

このたびの西日本広域の豪雨をすごく心配しています。

集中豪雨でここまで広域にわたって災害が起きたこと、記憶にありません。

亡くなられた方、また被災地の皆さんにお見舞い申し上げます。

5日夜からニュースやTwitterで関西の被害をチェックし、翌日の九州や中四国地方の大雨も心配していました。

そのころ安倍総理以下、自民党の議員が酒宴で浮かれていたとは……片山さつき議員のツイートが流れてきたときは、まさか5日夜の話じゃあるまいと思いました。つねづね、あの方々は他人の心に共感することができないと感じます。

6日は、テレビを見ない私が、iPad 片手にニュース番組に釘づけでした。午前中はオウム真理教の死刑囚死刑執行もあり、なんだか寒気がします。午後になってときどき民放を見ると、通常通りバラエティをやっていて、西日本の災害はなきがごとし。メディアも共感できんかあ……ますます世の中が理解できず、憂鬱になります。

広島の実家や友人とも連絡を取り合いました。みな、身の危険はありませんが、町によっては道路も鉄道も寸断されていて陸の孤島状態。苦労している知り合いもたくさんいます。本日11日の段階で、ライフラインはだいぶん復旧した模様ですが、交通は依然ガタガタ……。被害が広域にわたっているので元に戻るまで何ヶ月かかるのかわかりません。おそらく報道は被害の大きな場所に偏っていて、注目されない地域もあるはずです。支援が行き届きますように

以下、やや個人的なことです。

私の実家は広島県安芸郡熊野町にあります。このたび、熊野町の川角地区で土砂災害があったと報じられてる町です。土砂災害に襲われた大原ハイツは、私が広島を離れた30年前は宅地造成されていなかったはず。検索すると、熊野の三石(みついわ)山の麓らしい。

ショックを受けました。三石山は昨年11月に登った低山ではないですか。

その投稿にもアップした三石山の案内図を再掲します。大原コースというルートの下に被災した大原ハイツがあります。

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直登する中央コースは平成11年の土石流痕だと書かれています。

私はなるべく走りたいし距離も稼ぎたいので、なだらかな皇帝コースを選びました。そのコースの下にある皇帝ハイツは、私が小学校のときにできた住宅地です。

広島県の地盤の4割は花崗岩だと言われます。花崗岩は崩れやすく、風化してさらさらの真砂土になり、土石流で川に流されます。広島平野はそんなふうにできました。地盤が軟らかい砂なので地下鉄を掘りにくく、いまだ路面電車が走っているのです。

広島の山は、頂上に巨石があることが多く、昔は不思議でした。誰かが運んだわけではありません。たまたま割れ目がなかったりして風化しにくかった花崗岩だけがしぶとく残り、頂上に乗っかっているのでしょう。

三石山にも頂上にでかい石がありました(三つだったかどうかは記憶にありません)。地中にも崩れていない石が埋まっているはずです。

登ったとき、山頂の巨石に登って町を見下ろしました。気持ち良かったけど、ああいう巨大な花崗岩のある山に土砂災害が起こりやすいなどとは考えなかった。

同じような土地にお住まいの方、ハザードマップを確認し、豪雨や台風のさいは早めに避難してください。

裸足ランについて、昨日の続き。

【前回までのあらすじ】

もともとフォアフット着地しかできなかった麦畑四十郎(仮名・本当は五十郎)は、ひごろ裸足系のシューズ(ビブラム・ファイブフィンガーズ、ルナサンダル、無敵やToe-biなどのランニング用足袋など)を楽しんでいた。公園などでは素足で走ったこともある。自分はすでに裸足ラン愛好者であるような気さえしていた。

そんな四十郎。一昨日、気まぐれに、初めて舗装路を素足で走ったのである。

いてててて!

足裏がヒリヒリと痛むのである。アスファルトは劣化して小石が粒だっていた。数ミリのソールの裸足系シューズでは感じなかったものである。四十郎は自分の足がヤワなこと、裸足系シューズと素足に大きな隔たりがあること、足裏がすぐれたセンサーだということを理解したのであった。

★   ★   

【今回はここから】

人体六〇〇万年史──科学が明かす進化・健康・疾病(上) (ハヤカワ・ノンフィクション文庫)

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人体六〇〇万年史──科学が明かす進化・健康・疾病(下) (ハヤカワ・ノンフィクション文庫)

人体六〇〇万年史──科学が明かす進化・健康・疾病(下) (ハヤカワ・ノンフィクション文庫)

 

ダニエル・E・リーバーマンはハーバード大の人類進化生物学教授。

われわれ人類が何十万、何百万年かけて自然選択のすえ獲得した身体は、500〜600世代前に始まった農業や、20世代前に起きた産業革命以降によって急変した生活に馴染めず、さまざまな不調を抱えることになった、という研究を『人体六〇〇万年史』にまとめています。

身体と生活の不一致による病気を、リーバーマンはミスマッチ病と名づけました。たとえば、本やテレビやパソコンのモニタを眺めるようになり、人間は近眼を発症するようになったのです。

驚いたことに、現代の狩猟採集民には非感染症がほとんど見られないそうです。つまり癌や脳卒中、高血圧や心臓病などもミスマッチ病らしい……などなど、興味深い話題がたくさんあります。

リーバーマンの研究のうち、われわれランナーに一番知られるのは「人間はみな優れたランナーである」というもの。骨格、筋肉、発汗機能などの証拠を示しつつ、人間は走る能力を自然選択した動物であることを突き止めたのです。クリストファー・マクドゥーガルの名著『BORN TO RUN』の思想的支柱になっていました。

その昔、人間は裸足で移動していたのです。

何百万年も裸足だった人間の歴史に簡素な履き物が登場したのは4万5千年前、現存する最古の靴は約5,500年前のモカシンらしい。(世界最古の革靴、アルメニアで発見 | ナショナルジオグラフィック日本版サイト

ところが、《いまや先進国では靴は履いていて当然のものになっており、そこで裸足でいると、たいてい変わっているとか、不作法とか、不衛生だとみなされる》(文庫版『人体六〇〇万年史』下・235ページ)のです。

私はときどき裸足でランニングすることがある。それを何年も続けているうちに、こんなふうに叫ばれることにすっかり馴れてしまった──「痛くないの?」「犬の糞に気をつけて!」「ガラスを踏まないようにね!」。私がとくにおもしろいと思うのは、犬を散歩させている人からこうした反応が出ることだ。どういうわけか、彼らは犬なら裸足で歩かせたり走らせたりしてもいいけど、それを人間がするのは異常なことだと思っているらしい。(下・234ページ)

シューズによる進化的ミスマッチは、扁平足、外反母趾、足底筋膜炎、ハンマートゥ、外反母趾、水虫……。本来、快適さを高めるために設計されたシューズが、人間に悪影響を与えるというのです。

さて。

本来、裸足で走る人間の着地や足の特徴はどんなものだったのか?

少なくとも固い路面ではフォアフット着地であったはずです。裸足でヒートストライクすると踵の痛みに耐えられません。

たとえ踵にクッションの入ったシューズを履いていても、地面に接地した瞬間、膝や腰に強い衝撃がかかることがわかっている……というリーバーマンの研究はよく紹介されるので割愛します。(ググってください。リンクの動画にも出てきます。

私が注目したのは、下記の部分です。

 (略)靴を履かない人や、ほかの動物の足においては、ケラチンで出てきたたこ(胼胝)がその[引用者注=足裏の皮膚の]保護機能を果たしている。ケラチンというのは柔軟な毛のようなタンパク質で、「角質」とも呼ばれ、サイの角や馬のひづめも、このケラチンでできている。あなたが裸足でいると、あなたの皮膚は自然とたこを形成する。(略)たこより靴底のほうが保護機能に優れているのは疑いないが、厚底の靴には欠点もある。感覚的な認知力(知覚)に限界があるのだ。あなたの足の裏には豊かで広大な神経ネットワークが凝縮されていて、それがあなたの脳に、足元の地面に関するきわめて重要な情報を送るとともに、足の下に何か尖ったもの、平らでないもの、熱い物を感じたとたん、すぐさま反射神経を活性化させて、あなたに怪我をさせないようにする。靴はどんなものであってもこのフィードバックの障害となり、(略)靴下を穿いているだけでも乱される。だから武道家や多くのダンサーやヨガ実践者は裸足でいるのを好み、そうすることで知覚を高めているのだろう。(下・236-267ページ)

 私、たった4キロではありますが、裸足で舗装路を走ることで、足裏センサーの優秀さを体感しました。劣化した路面は小さな石が剝き出しでずっと痛かったけど、より痛いところとマシなところとか、はっかりわかるんです。なんか世界が変わった気分。よい子は真似して、1キロでいいから裸足で走ってみてください。

まだ足裏が多少ヒリヒリしています。今日はシューズで走りました。だいぶん胼胝ができましたが、これ、削らないほうがいいのかな。

裸足でロードを走ってみました。ちょっとだけね。

「♩あ〜なたに、お〜んなの子のいちばん〜大切な〜ものをあげるわ〜」
「その曲、歌っちゃいけないと言ったでしょ!」

ええっと、何書きたかったんだっけ。

夕方、田中宏暁先生流30秒ダッシュ4本でした。強い向い風でしたが、精一杯やらせていただきました。おっと、これ、本題じゃないな。

体幹トレ&ケトルベルトレーニングやったあと、時計を見たら23時過ぎ。ふと「2キロだけ裸足で走ってみるかなあ」と思いついたのです。夜中だと目立たないしね。

ルナサンダルで1キロ走って多摩川の遊歩道に出て、裸足になりました。サンダルはザックにしまいます。

過去、ビブラム・ファイブフィンガーズ、ルナサンダル、無敵やToe-biなどのランニング用足袋など、裸足感覚のシューズを楽しんできた私ですけど、素足で走ったのは数える程度、それも草地だけでした。

いよいよロードの裸足デビュー。

残念ながらスマホ忘れたので証拠写真はありません。

レッツ、ベアフット・ラン!
 

 い、いたたたたたたた!


舗装路、雨風で劣化して石つぶてが剝き出しになっています。

こんなにヒリヒリするものか。足裏や爪先が敏感なセンサーだと聞いていたのは本当でした。路面のざらつきや傾きや温度がビビッドに伝わるのです。たった数ミリのソールが介在するかしないかで全然違います。5本の指もひとつひとつ意識できます。内反小趾気味の小指、うまく地面を捉えてないんだな、やはり。

地面の刺激は足つぼマッサージと割り切り、黙々と進みます。腰を引いてオドオド走らないように注意。ペースは終始キロ6弱だった模様。

1キロ過ぎたころ、後方から足音が近付きます。裸足が恥ずかしいから夜中に走ったのに気づかれたらイヤだな、話しかけられたらもっとイヤだな、と思っていたら、果たして「裸足なんですね」と声をかけられました。「今日初めてなんです」と、私。珍しいものをご覧になりましたな。

その方、イベントで見かけた記憶があります。1分ほど併走。いつも(今日も)サンダルですが、なかなか裸足デビューできないとおっしゃいました。私もロードを裸足で走るのに52年半かかりました。

 アスファルトの道路やゴムタイヤは19世紀の大発明でしょう。シューズの歴史はぐんと遡り、紀元前5000年以上前に始まるとか。クッション性があるシューズとなると、つい最近です。こいつもすごい発明でした。もっとも偉大なるシューズにより、人間は外反母趾や足底筋膜炎、ハンマートゥ、膝痛、水虫などのミスマッチ病に悩まされてきたわけです。

そんなこと考えながら、予定の倍の4キロ走っちゃいました。

公園で足を洗って終了。集中していたらしく、どっと疲れましたわ

今年のかすみがうらマラソンで、伊豆倉さんという方が、裸足マラソンの日本記録を樹立されました。タイムは2時間42分。世界記録はアベベ・ビキラの2時間15分。彼らの足はどうなっているのか?

この動画の51秒くらいから、何度も見ちゃいます。

他人のスポーツより自分の運動 & つまらない試合

本日は夕方走れず、夜中走ることにしました。ワールドカップ日本対ポーランド戦が23時キックオフだとは知っていました。でも、他人のスポーツより自分の運動を優先させたい。

22時半頃スタート。風が強かった。

今週はポイント練習を休んで回復にあてています。

radikoでラジオ聴きながらゆるジョグ。みんなサッカー観戦しているから多摩川独占だと思ったら案外自転車や歩行者とすれ違います。10人までは数えました。しばらくすると、ラジオは放送大学などをのぞいて全部サッカー中継になりそうです。

走っているあいだはサッカーから離れていたい。

iPhoneのプレイリスト「180bpm」にまとめている曲を聴きながら走ることにしました。89〜91bpm(1分あたり約90拍)の曲が何十曲か入っていて、1ビートにつき2歩走れば、180歩/分のピッチで走れるというわけです。

以前はキロ5でもキロ7でも180歩/分だったのに、今はペースとピッチ数が連動しています。プレイリスト「180bpm」を聴きはじめると自然とペースがあがりました。ガーミンのログを見たらステップ数はやはり増えてます。曲によって変わっているようですね。ドラムなどでリズムをはっきり刻んだ曲のほうが合わせやすいからでしょう。

多摩川を離れて住宅街に入ります。

ラスト1キロは、車の少ないロードだったので、キロ4で走ってみることにしました。そしたら、本日のランが平均6分ペースになるけんね。

えいや、とスピードをあげると、強烈な向い風です。

方角が悪かった。うへえ。

それでもまあ、幸い信号にもひっかからず、頭まっちろでも息たえだえというわけでもなく、4分弱で1キロ走れました。190歩/分くらいになってますね。ここ2ヶ月くらいの高負荷インターバルのおかげで心肺能力は高まっている気がするんですよね。……ええええ、単なる気のせいです。

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0時頃帰宅して、風呂からあがり、テレビを見ました。

ワールドカップH組の最終戦、日本がポーランドに1点リードされていました。そこから日本が1本でもシュートしたっけなあ。

同時に試合をしているコロンビア対セネガルは1対0。このまま終われば、日本は負けても決勝トーナメントに行けることは知っています。集積所に燃えるゴミ出して戻ってくると、負けても決勝Tに行けるってことで、日本はボールを回していました。

私は熱狂的に応援しているわけじゃありませんが、それでも日本代表に感情移入しながら観戦するのです。ほかの方も同じく、自分の美学とか生き方などの尺度と照らし合わせて試合を評価します。今回の日本代表のやり方、私の心情や流儀に合いません。好き嫌いでモノ言って申し訳ないけど。

つまんねえなあ、と仕事場に戻りました。

むろん、決勝Tに進むことが第一です。リアルタイムでセネガルの状態もチェックしていたはずですし、「そのまま1点差で負けろ」という指示が合理的なのです。いずれ過程は忘れられ決勝トーナメント進出という事実が残る。私も早く忘れよう。

万一セネガルがコロンビアに追いついて日本が予選突破を逃したら、ワールドカップ史に残る喜劇でしたね。「ヴォルゴグラードの喜劇」。

しばらくして Twitter 見たら、渋谷の交差点で若者が群れていました。