夜中、5:00〜5:30/kmくらいのジョグでしたが、だいぶんいい感じで走れました。
気づいたことを言語化してみると……。
以下、相変わらずの素人考えなので笑って読んでくださいませ。
ちなみに最近のテーマは、骨盤の使い方と腕振りです。
2ヶ月くらいあまり走らない代わりに結構歩いていて、ずっと骨盤の柔軟性のことを気にしていたんです。
床に座ってのお尻歩き(骨盤ウォーク)をやったあと、立って実際にその動きを再現する感じ。階段は、骨盤の上げ下げで昇ります(→参考:Msn.com《階段の上り下りでやせる「骨盤階段上り」》)。その動きを、フラットな地面でのウォーキングでも再現するよう、大袈裟にやっていました。骨盤周りが少しは柔らかくなった気がします。ある程度、無意識でもできるようになりましたが、これをジョグにどう応用するかが難題でした。
同時に腕振りについても考えていました。
短距離の講習会に初めて行ったとき、腕振りについて指摘されまして……。
マラソンをやっていたころは身体の動きに自然についてくると考えていたので、あまり気にしなかったんです。「腕振りが身体に従うなら、正しいフォームには正しい腕振りになるだろう」くらいの認識でした。
速い選手のなかには、後方に腕を振ったとき掌が後ろに向くように内旋させる人がいます(そうならない選手もいます)。前に戻してきたときは掌が頰のあたりまで上がります。
私は歩きながら大袈裟に内旋・外旋させていました。腕を大きく後ろに振り切ったとき掌がうしろを向くようにし、前に来たとき横にします。
妙な動きなので、ひと気がない夜がおすすめです。
今夜ジョグしながら腕振りを意識すると、身体全体が連動してラクに走れる感じがしました。
腕を後方に振りながら内旋させると、そちら側の広背筋にテンションがかかり、脇腹が押し出されてお尻が上がる感覚が生まれます。お尻歩きみたいな動きに近づくのです。すると、前側の大腰筋などが伸びるのでSSC(ストレッチ・ショートニング・サイクル=伸張-短縮サイクル)により足が戻りやすくなるんじゃないでしょうか。
片方の広背筋だけが緊張したら、正面から見て身体が弓なりになります。左右の腕振りをすると、交互に弓なりになることで体重移動をし、支持脚に体重が載ります。よって地面反力を受けやすくなります。
骨盤に上下の動きが出てきて、そのぶん遊脚が高くなれば、位置エネルギーが得られるので強い接地が可能になるはずです。
腕と足の内旋と外旋について書かれた本は手塚一志の『骨盤力』しか知りません。ただ表現が少々感覚的ですし、ランニングに割かれた頁数が少ないのであえてオススメはしません。立ち読みするときはCGで描かれたパラパラマンガをご参照ください。
- 作者: 手塚一志
- 出版社/メーカー: ベースボール・マガジン社
- 発売日: 2008/12/19
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