しまだ大井川マラソンinリバティを走りました。今さらながらではありますが「リバティ」ってなんだ?……カタカタ(検索中)……大井川河川敷のマラソンコースの呼び名なんだそうです。
前日午後、新横浜から新幹線に乗りました。ちらほらマラソンに向かう人がいます。のぞみに乗る人は大阪へ、ひかりに乗る人は静岡に向かう模様。私は静岡で乗り換え、島田駅から二つ手前の藤枝駅に降りました。安宿にチェックイン。
ホテルから徒歩10分のところに、アルペン藤枝店があったので、サプリメントを補充。さらに商店街で見つけた小さな薬局で芍薬甘草湯を3袋買いました。足が攣らないようにするためのお守りみたいなものです。薬局のおばさんに、「これ(芍薬甘草湯)は効くんですか?」と訊かれましたが、その質問するのは私じゃないのかな?
ホテルは素泊まり。飲み屋ばかりで食事に困りました。結局、夜も朝もデニーズへようこそ。
今回はまるで緊張感がなく、酒の助けも借りず、よく寝られました。数日間「風邪のひきはじめ」という状態でしたが、だいぶん良くなった感じ。朝5時頃からもぞもぞ動き始め、食事等をすませて会場に。スタート1時間前の午前8時でした。
ラン仲間2人と落ち合いました。
緊張感のない私は予備知識ゼロ。仲間からコースのことなど情報を仕入れます。
トイレに並んだらたっぷり30分以上かかり、8時50分を過ぎました。「荷物預かり、まもなく終了です」という声を聞きながら、あわてて指定の袋にザックを詰め、提出。スタートに間に合いました。ふう。いつもながらトイレ問題は深刻だ。
予報では晴れのち曇り。午後降水確率少し高め。最高気温は20度。
スタート前には曇りはじめ、サングラスが不要なくらいでした。結構涼しい。こりゃまずいぞ。失速しても言い訳ができない。風邪気味なのも治ったし。
9時号砲。スターターの安田美沙子さんをちらりと見てスタートラインをまたぎました。1、2キロほどで人がばらけます。
今シーズンの目標は3時間15分ですが、今回は勝負レースではないので3時間20分切りを狙いました。5キロ23〜24分あたりをターゲットと定めます。
街中を通って5キロすぎから河川敷に入りました。くねくね蛇行したあと川沿いのランニングコースに移り、下流に向かいます。
風が強い。実際は横風だったんでしょうが、行きも帰りも向かい風に感じました。
20キロで折り返すと、いきなり周囲がペースダウン。軽快に人を抜くランナーに追随しますが、それでも前半のペースより遅いんです。上流に向かって緩やかに上るからでしょうか? しばらく3人組(男2人女1人)にくっつきました。S字カーブを大半の人は道なりに走りますが、彼らは冷静に最短コースを進みます。いちいち考える手間が省けてありがたい。
シューズはターサーゲイルでした。同じくらいのタイムの人を観察しましたが、ツブツブのデュオソールなんてほとんど見かけませんでした。分不相応だったかも。
いちおう距離だけは走っていますから、レース終盤の不安はありません。
38キロあたりでふたたび折り返し、下流に向かいます。ちゃんと記憶していませんが、折り返しは3時間より早かったので「キロ5分でも3時間20分だな」と安心しました。下り基調のためペースが戻り、どんどん人を抜けます。
仲間の1人と擦れ違い、挨拶。それを機にまたペースアップ。沿道に応えてワーワー言われたりして、何か変化があると少しペースが上がるのは私だけかな?
フィニッシュゲート手前で無理をしてもう1人抜き、ゴール。
軽く足が痙攣しました。
記録証はグロスのみ書かれていて、3時間18分17秒という結果。
総合順位 355位/6790人中
年代別順 157位/2099人中
とのこと。(追記=ネットは3時間17分44秒/4'41 /kmでした)
自己ベストを11分以上更新しましたが、苦しかったところもなく、格別な感慨もありません。長めのペース走をした気分です。ラクしすぎたかな。下り基調の前半をもっと頑張るべきだったかも……。
以下、ガーミンの記録。5キロごとのオートラップです。
距離表示とは、5キロくらいで120mずれ、最終的に270m誤差があった模様。
23:08(4:37/km 〜05km)
22:49(4:33/km 〜10km)
22:59(4:35/km 〜15km)
22:53(4:34/km 〜20km)
23:22(4:40/km 〜25km)
23:38(4:43/km 〜30km)
24:03(4:48/km 〜35km)
23:39(4:43/km 〜40km)
11:14(4:34/km 〜42.46km)
…………………………………………
3:17:45(4:39/km 〜42.46km)
ゴールして荷物を受け取っていたら、雨が降り始めました。
見事サブフォーを達成されたTさん、3時間50分を切ったKさんと合流して、会場の片隅で祝杯。そのままKさんとは静岡駅と新幹線でも飲み続けたのでした。
大井川は単調と聞きますが、川沿いに馴れているせいか、レースに集中していたせいか、はたまたぼんやりしていたせいか、苦になったということはありません。ま、記憶に残る景色は少なく、また走るかはわかりませんけど……。川を渡る新幹線が何本か見えたっけ。
もとより沿道の声援は大都市マラソンの比ではありません。それでも充分楽しかった。大勢のスタッフのみなさんが感じよく案内してくれて本当にいいレースでした。
次のフルマラソンは12月です。
★
《あらためて、2014年4月の感想》
しまだ大井川は、この年1度走ったきりです。
2011年は、5月に450km走ったあと、414、503、451、401、450、402、259kmと、ずいぶん走り込んでいます。とくにスピード練習はしていませんが、もっとも充実した一年だったようです。