カンペルライン、カンペル平面、という言葉をご存じですか。
鼻の穴と耳の穴を歯医者さんの用語でカンペルラインといい、それを水平にして走ると安定する、という話を小耳に挟んだんです。正しい姿勢をとってから、やや顎を上げた状態らしい。
バレエ、武術あたりでは使われているようですが、ネット検索しても体系的な情報は得られません。ランニングでは、身体が安定して、よく弾むと聞いたんです。たしかに縄跳びをやっていると、いつもより顎が上がる気はします。
私は最近、顎を引き気味にして走っていたかたかもしれません。気道確保のためにも顎が下がりすぎるのはよくないし、最近顎の位置を気にしてみます。これかなと感じる日があれば、そうでもない日もあり、試行錯誤しているところです。
(追記)以前も何かで見たような……思い出しました。中村孝宏『趾(あしゆび)でカラダが変わる』にあったんだ。ボルトたち短距離レースを走る選手は、終盤、みんなカンペル平面ができている、と書かれていました。
どうですか?