ポーラ・ラドクリフ

数日前、ポーラ・ラドクリフ選手（イギリス）がまもなく引退すると報じられました。AFP通信のニュース「女子マラソン世界記録保持者ラドクリフ、ロンドンマラソンで現役引退へ」より引用します。

 ロンドン・マラソン（London Marathon）の大会主催者は14日、女子マラソンの世界記録保持者ポーラ・ラドクリフ（Paula Radcliffe、英国）が、現役最後のレースとして4月26日に行われる大会に出場すると発表した。

 41歳のラドクリフは、ロンドンマラソン優勝3回の実績を持っているものの、2005年大会を最後に9年間欠場しており、フルマラソンには2011年のベルリン・マラソン（Berlin Marathon）以来出場していない。

 ラドクリフは2003年大会で2時間15分25秒を記録し、女子マラソンの世界記録を樹立した。

2時間15分25秒という世界最高タイムは、ほぼ12年経っても破られていない女子マラソンの大記録です。ほかの選手は2時間18分台が最高ですから、群を抜いています。

私は、ラドクリフ選手の『HOW TO RUN』という本を読み、筋トレや練習メニューの参考にしています。筋トレに関しては「やらなくてもいいという人がいるからやらないことにしよう」と考えていたのですが、写真のようなラドクリフ選手の腹筋を見て、考えを改めました。ケトルベルを購入したのも、もとはといえば『HOW TO RUN』に、ダンベルを使ったケトルベル風トレーニングが載っていたからです。
ラドクリフ選手は体幹部が太く、外に向かうほど細い。理想的なランナー体型です。クビを前後に振る独特のクセも、真似してみれば筋力がないとできないことがわかります。すべてラドクリフ先生の言うとおり。そう思ってトレーニングしています。

HOW TO RUN　マラソン世界記録保持者　ポーラ・ラドクリフのランニング・バイブル