狩猟採集民のように走ろう!

狩猟採集民について学びながら、現代社会や人間について考えるブログ

MGCまであと2週間

MGCまであと2週間ですか。

7月に、IAAFはMGCの2位までをオリンピック代表として認めることにしたようですね。つまり、参加標準記録やランキングに関係なく、2位までは一発勝負で決まるというわけです(→MGC上位5人に東京五輪参加資格 上位2人が代表 - 陸上 : 日刊スポーツ)。

昨夜放映の『勝利の条件 スポーツイノベーション「東京オリンピックで勝つ!女子マラソン」』という番組を見ました。2週間後のMGCの展望でした。女子は福士加代子選手が飛び出し、ほかの選手が少し遅れて集団になる気がします。順位だけが問題だから遅いペースになりそうです。

松田瑞生選手や鈴木亜由子選手に頑張ってもらいたいと思うも、真夏という苛酷な条件でのフルマラソンに(そもそも東京オリンピック開催に)反対している私は、過去最悪な夏レースを走ってほしくないという気持ちも大きい。

番組では、東京オリンピックのマラソンは、五輪史上、過去いちばん暑いかもしれないという話が一瞬でましたけど、それでおしまい。「ラストの坂道が勝負です」とすぐに話題が逸れました。「東京の夏の暑さを知っている日本選手が有利ですよ。メダルも夢じゃありません」なんてセリフがでなかったぶん、まだマシでしょうか。

世界から最高のスピード選手を集めて劣悪な条件で競わせるなんて……。できれば世界最高記録が出るような気象条件でレースをしてほしいのですよ。オリンピックって我慢比べじゃないよね。