月間300km。
萩往還マラニックにむけ、週末のロング走中心。
左=adidas adizeroJAPAN boost3(27.0cm)650km。
右=ASICS ソーティマジックRP3(27.0cm)155km
アウトソールの状態をメモするのは2度目。使用距離を見ると、足裏を確かめたくなる時期も摩耗具合も前回とほぼ同じなんだなと思う次第。
ところで、ソーティRPって、2と3ではアウトソールのパターンが違うんだ。なんか違うなあと感じていたんです。個人的には前回のほうがよかった。(ほんとにわかってんのか?)
ロング走……といえるのかな。
5月の連休に行われる萩往還ウルトラマラニック250kmの部に向けた最後のロング走でしたが、仕事仕事で時間がとれません。連休に時間をつくるためにも仕事をこなさなきゃいけないので、つまりそちらも萩往還のためです。
日曜日の夕方、3時間半だけ時間ができました。信号待ちなどを考えると30kmしか走れない。効率よくダメージを与えよるため磨り減ったソーティを履きました。最初はフラットな川沿い11kmを5:00/km以内のペースで走って時間の貯金をつくり、多摩丘陵のアップダウンに入りました。
ここからは信号待ちもあります。頭のなかで「ゆるい上り&きつい下り」のコースを組み立てました。上りはゆるジョグペース、下りはバチコンバチコンとなるべくスピードを上げて走ります。着地のダメージを受ける大腿四頭筋(太腿の前面)を鍛えなきゃいけません。萩往還140kmの部を走ったときは序盤の下り坂を思いっきり走ったのがたたり、終盤は大腿四頭筋をやられて足が動かなくなったのです。のちに柔道整復師の先生から「大腿四頭筋はいちばん先に疲れるところだ」と笑われたもんです。
なんとか計31km走って終了しました(アップダウンは19km)。
3月中旬からのロング走は下記のとおりです。
結局、50kmを越えるような練習をしなかったんですが、忙しいなか、やれることはやりました……と日記には書いておこう。
………………………………………
3/18土 31km(5'50/km)
3/19日 33km(6'43/km)
3/20月 31km(5'56/km)
★3日連続30km走。3日目がいちばん好調。
………………………………………
3/26日 40km(6'17/km)
★小雨。レインウエアを試す。
3月は310kmでした。前半は確定申告などで116kmしか走ってないので仕方ない。
………………………………………
4/1土 44km(5'43/km)
★うち33kmがアップダウン。
………………………………………
4/8土 28km
★大失敗。彩湖ウルトラ(70km)に参加したものの、足裏の広範囲の角質(いわゆるタコ)が痛んで、リタイア。
………………………………………
4/15土 30km(5'43/km)
4/16日 42.5km(8'30/km)休憩・信号待ちなども時計を止めず。
★疲れた状態で土曜日に30km。さらに足が終わっていた日曜日に1人フル。半分以上は坂道。
………………………………………
4/23日 31km(5'20/km)
★うちアップダウンは19km。
………………………………………
◎4月16日(日)晴……42.5km(8:30/km)
ううううう……。
平日の高クッション性シューズでのジョグと、きのうの夕方30kmジョグで、朝起きたら、すっかり「足が終わった状態」です。
しかし、これでいいのだ。
くたくたになった状態からフルマラソンが本日の課題だから。
朝9時半によーいドン! 制限時間は6時間です。
痛むアキレス腱に湿布を貼り、途中ではがれないようカーフガードを履きました。
暑いので短パン・半袖姿。
ああ、くたくただ。
それでもとにかく6時間動こう。
最初の15キロくらいはアップダウン。萩往還の終盤を乗り切るためだと考え、きつい上り坂は歩きも入れながら、ともかく前に進みました。昼食はJR横浜線・相模原駅前の公園に座り、コンビニで買った軽食をささっと食べました。
アップダウンを走っていたら、東京・町田市と神奈川・相模原市の県境を流れる川に出ました。その名も境川。そうだ、先週、久々にお目にかかった女性ランナーから、この川沿いに給水塔がたくさんあるとうかがったのです。川を下ってみると、おおっ、あるわあるわ。見つけるたび止まってスマホで撮影。給水塔でお腹いっぱいになったのは初めてです。町田駅あたりにポケモンGOのポケスポット(っていうんだっけ?)があるらしく、スマホをのぞく男女が大勢いました。「いまだにポケモンGOをやっているのはおじさんやおばさんだ説」は本当かもね。私ゃ断然給水塔GO!
最後は辻褄を合わせ、制限時間6時間以内にフル完走です。(休憩や信号待ちふくむ)
相模原市の「おふろの王様」に浸かりました。近くでハーフマラソンの大会があったようです。ランニングシューズを履いてやってくる人が多い。私は枝豆をつまみにビールを2杯飲んで、軽く1人打ち上げ。町田駅まで結構距離があるので、送迎バスに乗りました。
バス車内では、たまたま乗り合わせた市民ランナー5、6人がラン談義。「東京マラソンに7年連続で落選してるんです」「一度はフルマラソンを走りたい」「フルを走ったら人生変わるらしいですよ」などと会話しています。その場にフル完走者はいなかったらしい。
私は「なになにしたら人生変わるらしいよ」というセリフ、好きじゃありません。自分が体得したわけじゃない不確かな情報を他人に吹き込んでいるからです。
フルマラソンを何度か(東京マラソンは4回)走った私の人生は変わったかなあ、と考えました。「死ぬまでに一度はフルマラソンを走りたい」と願わなくなったから、少なくともその点は変わったといえますけど……。
物思いにふけっているうちに町田駅に着きました。
以下、発見した給水塔です。
▲神奈川県相模原市・県営上矢部団地。相模原駅の近く。麻布大学の隣。この給水塔は偉容って感じでした。
▲町田市・境川団地。北側(左)と南側の給水塔では、クビレの位置が違う。こういうタイプのを見ると、バンデル星人を思い出す……のは私だけ?(すみません、50がらみのおっさんの戯れ言です)
▲町田市・都営金森第三アパート。
▲町田市・森野団地。
3月中旬から始めた萩往還250kmのための週末ロング走。ええ、ええ、わかってます。しょせん付け焼き刃です。
4月15日(土)16日(日)は、30kmジョグ+ひとりフルマラソンをやりました。
◎4月15日(土)晴……30km(5:43/km)
木・金に、クッションが合わないナイキのシューズでジョグ。11kmと10kmだけだけど、すっかり足が疲れました。前回のエントリーに書いたとおり、ほんとうに走りにくい。とくにアキレス腱のダメージがひどいんです。
さて、16日土曜日です。
午前中はお見舞いのため、新宿へ。お昼を食べて少し休み、14時半ジョギングスタート。今日は、アディゼロJapan boost です。
ひとまず成増に行くことにしました。新宿と池袋、成増、吉祥寺を四角く結んだエリアは、20〜30代にうろうろしたので土地鑑があります。
成増を通って和光市へ。荒川に出て、武蔵野線にぶつかったあたりから南下して、新座駅で終了しました。給水塔はひとつしか見つからなかった。
▲成増五丁目第2アパートの給水塔を和光市の高台から。
▲へえ。荒川沿いは、小江戸大江戸200kのコースなんだ。
▲美女神社ってなんだ!?
4月8日、戸田・彩湖フルマラソン&ウルトラマラソンという大会で70kを走る予定でしたが、足がヒリヒリ痛み、28kで辞めてしまいました。
一度、大会本部に寄ってハサミを貸してもらい、硬くなった左足裏の皮膚の角質(いわゆるタコ)をチョキチョキ切り取ったところ良くなったんですが、しばらくすると痛みがぶりかえし、左足が着地するたびに火箸を当てられているようです。泣く泣くリタイアしたのでした。萩往還250kmに向けて、3日連続30km走と並び、ロング走のメイン練習だったのに残念です。
帰りがけ、角質をとるヤスリ(グラインダー)を買ってきて、毎日せっせと削っています。むかし、お風呂に軽石があり、父母が使っていましたが、私が踵をこするとただ痛いだけでした。そりゃそうよね、あのころのヤワヤワな足が欲しいわ。
ところで。
数日後に気づいたことがあります。
足裏ケアをしなかった私も悪いけど、その日履いていたシューズが合わなかったのです。
ナイキエアズームエリート9でした。最近、ジョギングではアディゼロジャパン boost か無敵なんですが、萩ではクッション性の高いものもいいかな、と思い、試してみたんです。『BORN TO RUN』を読んで、絶対にナイキは履かないと決めていたのに、「先入観を持つのはよくない」とも最近考えていまして……。
しかし、少なくともこのモデルは、フカフカしていて非常に走りづらい。クッション性が高いということは、路面から得た反撥をシューズが吸収してしまうので、弾めません。進もうとして力むせいなのか、非常に疲れます。とくにアキレス腱が痛むのは、フォアフットで着地したあと踵が接地する瞬間、沈み込んでアキレス腱がいつもより伸びるせいかもしれません。
アッパーが案外ゆるく、足が動くせいでタコも痛むようです。
ナイキのサイトを見るとサブ3.5用と説明されています。このシューズでキロ5で走れるものでしょうか? クッション性の高いシューズで走れないのは私が悪いから?
よくわかりませんが、このシューズ、今後は短い距離のジョグで、マスコットバット的な使い方をしてみます。
更新したいのですが、なかなか時間がとれず……。
最近は、萩往還に向けて週末になるべくロング走をするようにしています。
本日は、仕事の手をやすめ、深夜23時近くから1時間かけて11kmジョギング。
数人ずつグループになって歩く高校生と、次々にすれ違うんです。
長い距離を踏破する行事はいろんな高校にあるそうです。甲信越地方に多いと聞いたような記憶もあります。
最後に追い抜いた6人くらいの男女に話しかけました。
「きみたち、どこからどこまで歩くの?」
リーダーっぽい男の子が答えます。
「立川から蒲田までです」
彼が言うとみんなそろってアハハハと幸せそうに笑いました。暗くて表情がはっきりわからないけど、賢くて素直そう。話している地点は、立川駅から6キロくらい離れた多摩川沿いです。
「あ、でも」とさっきの男の子が訂正します。「そのまえに、蒲田から立川まで歩きました」。即座にみんなアハハハ。
「蒲田と立川の往復かあ……ええっと、70キロくらい?」
「80キロです」アハハハ。
「何時から歩いてるの?」
「朝の9時からです」アハハハ。
「すごいね」アハハハ。
最後に私が「頑張ってね」というと、みんな「ありがとうございます」と答えてアハハと笑いました。
ええのう。「ハイ」になってる。
それから1時間半くらい経って、これを書いています。
彼らはまだ歩いているのでしょう。
恩田陸の『夜のピクニック』みたいじゃのう。
若いってええのう。
頑張ってね。