狩猟採集民のように走ろう!

狩猟採集民について学びながら、現代社会や人間について考えるブログ

リタイアした話。

 4月8日、戸田・彩湖フルマラソン&ウルトラマラソンという大会で70kを走る予定でしたが、足がヒリヒリ痛み、28kで辞めてしまいました。
 一度、大会本部に寄ってハサミを貸してもらい、硬くなった左足裏の皮膚の角質(いわゆるタコ)をチョキチョキ切り取ったところ良くなったんですが、しばらくすると痛みがぶりかえし、左足が着地するたびに火箸を当てられているようです。泣く泣くリタイアしたのでした。萩往還250kmに向けて、3日連続30km走と並び、ロング走のメイン練習だったのに残念です。
 帰りがけ、角質をとるヤスリ(グラインダー)を買ってきて、毎日せっせと削っています。むかし、お風呂に軽石があり、父母が使っていましたが、私が踵をこするとただ痛いだけでした。そりゃそうよね、あのころのヤワヤワな足が欲しいわ。

ドクターショール ツインヘッド たこ取りファイル

ドクターショール ツインヘッド たこ取りファイル

 

f:id:mugibatake40ro:20170417130746p:plain ところで。
 数日後に気づいたことがあります。
 足裏ケアをしなかった私も悪いけど、その日履いていたシューズが合わなかったのです。
 ナイキエアズームエリート9でした。最近、ジョギングではアディゼロジャパン boost か無敵なんですが、萩ではクッション性の高いものもいいかな、と思い、試してみたんです。『BORN TO RUN』を読んで、絶対にナイキは履かないと決めていたのに、「先入観を持つのはよくない」とも最近考えていまして……。
 しかし、少なくともこのモデルは、フカフカしていて非常に走りづらい。クッション性が高いということは、路面から得た反撥をシューズが吸収してしまうので、弾めません。進もうとして力むせいなのか、非常に疲れます。とくにアキレス腱が痛むのは、フォアフットで着地したあと踵が接地する瞬間、沈み込んでアキレス腱がいつもより伸びるせいかもしれません。
 アッパーが案外ゆるく、足が動くせいでタコも痛むようです。
 ナイキのサイトを見るとサブ3.5用と説明されています。このシューズでキロ5で走れるものでしょうか? クッション性の高いシューズで走れないのは私が悪いから?
 よくわかりませんが、このシューズ、今後は短い距離のジョグで、マスコットバット的な使い方をしてみます。