月間310km。
中旬から、萩往還マラニックにむけてロング走開始。
40km小雨ジョグ……3月26日
3月26日の40キロジョグ。
小雨の降る中、少しひるみはしたものの、レインウエアを試す好機と考える。
田無方面へ向かうと、いくつか給水塔を発見できたのです。
いまんとこ、ロング走の喜びはこいつだけだな。
上から順に、小金井本町住宅、都営田無芝久保三丁目アパート、都営西原一丁目アパート、田無北原町アパート。
10キロごとに1塔ということで。
3日連続30km走。
ふう……ご無沙汰しております。書きたきことさまざまあれど、時間が許さぬ日々。
仕事が詰まっていたうえ、確定「深刻」に追われ、ランも滞りがち。
さて、土日と春分の日で3連休です。
仕事も確定「深刻」も一息ついたので、すこしまとめて走る気でした。萩往還も1ヶ月半後に迫ってきましたし。
毎週のようにやっていた30〜40kmジョグですが、今年は月に2回しかやってないようです。1月3日に非公認フル。1月21日に都内グルグルマラニック53km、2月12日と18日に30km。なんと、1ヶ月もやっていません。
3連休のうち、すくなくとも2回はやらねば。
◎3月18日(土)晴のち曇……31km(5:50/km)
初日の土曜日は、お彼岸の墓参。妻のほうの親戚の墓参で小平霊園に行きました。
集まった親戚で遅めのお昼を食べたあと、アウトドア仕様の薄いダウンをザックにぎゅうぎゅう詰め込み15時半スタート。小平駅南口から多摩湖自転車道を直進し、多摩湖のアップダウンを久しぶりに一周。そのあと自宅に向かって南下。多摩湖が終わるとつまらないので、玉川上水の土のうえを5キロほど走って変化をつけました。
走り終え、少し座ったら内転筋が悲鳴を上げるのです。どうした、内転筋!? 1ヶ月もロング走をしてないから身体が錆ついていますな。トホホ。
相変わらず、新しい給水塔を発見するたび撮っています。写真は都営東村山萩山三丁目アパート。
◎3月19日(日)晴のち曇……33km(6:43/km)
昨日のランで案外くたびれました。全身が筋肉痛です。おかしいなあ、30km走っただけなのに。
高校野球で、広島代表・呉高校の勝利を見て、13時40分ごろスタート。「3連休のうち、すくなくとも2回」の目標は今日片づけてしまおう。身体は重いけど、LSD ペースならいけるはず。
本日は多摩川中流域から下流に進みます。強い横風に煽られました。
退屈です。イヤだなつらいな休みたいな、30kmってこんなに長かったっけ? と、消極的なことばかり浮かびます。20km過ぎて、radiko のタイムフリーでTBSラジオ「久米宏のラジオなんですけど」を聴き、退屈をまぎらわせました。
ときどき立ち止まって写真を撮ったりします。本日の給水塔は都営喜多見二丁目アパート。多摩川から見えました。桜は、大田区田園調布あたりかな。たしか二本だけ咲いていました。
対岸にわたって南武線・武蔵新城駅でゴール。なんとか33km。
◎3月20日(月・春分の日)晴かな?……31km(5:50/km)
昨日ほどではないけど、今日も目覚めると気だるい。
「すくなくとも2回」が目標だった30km走、土、日でクリアしました。
今日はどうするか。
あれこれ済ませ、15時半スタート。30km走りたいけど、ダメージがある。キロ7分ペースのよちよちLSDでは、夕食までに戻れるかどうか微妙なところ。まあ、いけるとこまでいこう。
おや、予想に反して案外走れます。疲れているぶん無駄な力が抜け、身体の中心だけ動かせば自然に前進する感じ。5:30/kmでも大丈夫そうでしたが、6:00/kmに抑えます。
頭のタガが外れたみたい。昨日までは、時計を見ながら「まだまだ走らなきゃいけない……」とうんざりしながら走っていたのに、脳から「どんどんお行きなさい」と指令がでます。バカになっちゃったんだな。いくらでも走れる気になります。信号待ちで足止め食らうと、損した気分になるくらい。
調子がいいので15キロから多摩丘陵のアップダウンを走ることに。少々きつい坂もこなして31kmで終了しました。
最終日が一番ラクでした。以前はこんなふうに楽しみながら長い距離を走ってた気がするなあ。定期的に走っていれば、脳のリミッターが外れるんでしょう。自分の場合、週末のロングジョグは練習の根幹だな、と再認識した次第です。
花粉? 黄砂? 顔はザラザラ。3日間でいろんなものを大量に吸いました。
2017年2月の練習
月間137.6km。
走れない日々と神野大地選手
ん〜と、今週はあんまり走れず……。
月・水・金・土とジムで「ホグレル」(帰宅はジョグで4〜5キロ)をやるつもりが、月曜日は仕事でダメ。火曜日にインターバルをやるつもりが仕事でダメ。木曜日に練習会に参加したものの、4:25/kmペースで走っているうちに苦しくなり、5kmでリタイア(どうしたんだろう?)。
ダメダメでした。日曜日は30kmジョグのつもりですが、こんな時間まで仕事になってしまいました。まもなく午前3時。
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明日(今日?)19日は青梅マラソンがあります。応援に行けないなあ。残念。
箱根駅伝をあまり見ない私でも、神野大地選手(コニカミノルタ)は学生時代から好きなんです。100%力を発揮して、前に選手がいても食らいつこうとする気持ちを感じます。青学の選手はいい意味で型破りで面白い。「駅伝で燃え尽きておしまい。あるいは実業団で駅伝中心の練習をする」という風潮を、どんどん変えていってほしいものです。
2月5日の丸亀国際ハーフマラソンは、テレビを視ながら大迫傑選手と神野選手を応援していました。カルム・ホーキンス選手(英国)の美しいフォームも観察しましたが。
次の引用は、東京新聞に載っていた神野選手の記事(2017/2/7夕刊)より。
(略)「平地でも神野、と言われるように」。卒業後も大学時代に指導を受けたトレーナーと個人契約し、体幹強化を続けている。
走りを安定させるとともに、身体にねじりの動きも加えることで推進力が増した。丸亀ハーフでは「大学時代と比べるとダイナミックになった」というフォームで、2年前の丸亀で出した事故記録を17秒更新した。
とありました。
胴体主導で走ろうとしている私、「ねじりの動き」という文言に反応しました。
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今年から1日おきにジムで柔軟性を改善しようとしていますが、しょうがねえ、ジムに行かない日は「青トレ」をやろう。走る時間が削られるけど、最後の悪あがきだ、なんでも試してみよう。
『2時間で走る』感想。
エド・シーサ著・菅しおり訳『2時間で走る』の感想を書きそびれていました。2度読んだんですけど。
サブタイトルは《フルマラソンの歴史と「サブ2」への挑戦》。圧倒的な強さを誇るアフリカ系ランナーの強さの秘密に迫りつつ人類の夢「サブ2」への展望を書いた一冊。同時に、フルマラソンの歴史について学ぶこともできます。原著『TWO HOURS』は2015年に刊行されたようです。
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著者が主に取材して中心に据えているのは、ジョフリー・ムタイ。2011年のボストンマラソンで2時間3分2秒という驚異的なタイムを出しますが、非公認コースのため世界最高記録には認められなかったあの選手です。
現在、中長距離界を席捲しているのはカレンジン族ら有能なアフリカ系ランナーです。彼らは代々高地に育ち、体型に個人差はあれど、総じてランニングエコノミーの高い、細くて長い脚を持ちます。近年ランナーのプロ化やレース賞金の高騰が進んだことで、一攫千金の夢をみる若者がトレーニングで日々切磋琢磨しているのです(ドーピング疑惑についても書かれています)。DNAに、中長距離に有利な配列があるかどうかはまだ確定していません。
これらは以前読んだ『ケニア! 彼らはなぜ速いのか』などとも共通しますが、本書はもっと多岐にわたる話題を提供してくれます。
たとえば、19世紀には長距離の「歩行競技」が行われていて徐々にマラソン化していったこと。ハイレ・ゲブラシラシエの世界最高記録樹立の戦略、日本に留学しオリンピック北京大会で優勝したのち事故死したサムエル・ワンジルの生涯……などなど。私が大好きな『パーフェクトマイル』ともちょっとだけ重なりました。
サブ2が可能か否かの論争や、どんなコースや条件ならタイムが出るか、という美しい夢想もあり、とにかく盛りだくさんなんです。
空中分解しそうなくらい情報が多いのに、ひとつの物語としてまとまっているのは著者の構成力の高さだと思われます。
それにしても……1908年のオリンピック・ロンドン大会で、ウィンター城をゴールにしたいがために40キロ(25マイル)から42.195キロ(26マイル135ヤード)に延伸された距離の恨めしさといったら! あのまま40キロが標準であれば、私はサブ3をやっているし、すでに人類はサブ2を果たしているのてす。
でもまあ、2.195kmがマラソンのえもいわれぬ魅力なのですよ。
そう考えておきます。
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以下、少し余談を。
ジョフリー・ムタイのフォームです。2011年のニューヨークシティ・マラソンの21マイル地点。著者は本書でこの動画を《効率のいい走り方の見本》として紹介しています。《そのときのムタイは一マイルを四分三一秒という、フルマラソンで二時間を切るペースで走っていた》(13ページ)とか。ムタイの身長は170cmと書かれていますが、国際陸連によれば186cm56kgだそうです。
私が注目するのは、もちろん上体の使い方です。
ホグレルでほぐれるのか!?……経過報告その1
動的ストレッチ・マシン「hogrel」を知ったのは11月のこと。近所のジムに置いてあるのを知り、今月から通い始めています。週に3〜4回通うつもりです。ほんとにこれで私の身体がほぐれるのか、ときどき書くことにします。
ホグレルは軽い負荷で、肩胛骨や骨盤を動かし、可動域を拡げるもののようです。体験ふくめて3回行きましたが、まだ認知度が低いのか、空いているのがありがたい。
自分の身体の硬さには、ほとほと呆れています(いずれ思い出話を書きましょう)。体育の授業で前屈をさせられたら、マイナス10cmあたりでにっちもさっちもいかず、膝を曲げてごまかそうとしたら、体育教師が私の膝頭を棒でツンツン突くのです。
ジムに2月にきちんと入会して、2度やりました。
経過報告その1です。
いつも伸びないところを伸ばすからか、低負荷なのに筋肉痛になります。^_^;;
2度目をやったあとの翌朝は、お腹のなかにボーリングの球でも入れたような、独特の筋肉痛でした。風邪気味だったこともあり、夕食前にすこし寝ました。夢うつつでしたが「あ、痛みが取れていく」とはっきり自覚でき、起きたらだいぶん痛みが薄らいでいきました。
カチカチだった肩胛骨は少しゆるんでいます。
股関節はさすがに手強い。
耳まわりの筋肉をマッサージすると、身体が柔らかくなると聞いたことがあります。私の場合、いくらやっても耳まわりはほぐれず、耳全体を上下に潰したりしたら、ギャッと声が出るくらい痛いんです。さっきふと、耳を揉んでみたら、あら不思議、全然痛くないのです。
もうひとつ。ジムに行った翌日は全然お腹が空きません。朝は(妻に飲まされている)スムージーのみですが、お昼は要らないくらいです。たまたまでしょうか?
以上、経過報告その1でした。次号を待たれたし。
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ホグレルに関する最初のエントリーは、こちら。