狩猟採集民のように走ろう!

狩猟採集民について学びながら、現代社会や人間について考えるブログ

ミズノでフォームをチェックしてもらいました。

 Facebookで、高校の同級生ランナー数名がミズノの「F.O.A.M.」でフォームチェックしていたのに刺激され、私も神田神保町で測定してもらいました。トレッドミルで走った動画を解析して点数をつけてくれ、アドバイスを受けられるサービスです。北海道、東京、京都、大阪、熊本、沖縄で体験できるとのこと。長野マラソンの受付会場でも、ミズノのブースで出張診断していました。
 私はほぼ3年ぶり2回目。
 前回とちがい、いまはフォームの動画をもらえます。

 さて。
「骨盤を回旋させたらラクに走れるじゃん!」と気づいたのが今年の3月19日。以来、丸3ヶ月、骨盤を回すことだけ注意したといっても過言ではありません。と同時に、ラン仲間に骨盤の回旋について話すたびポカーンとされた日々でもありました。^^;
 さて、私のフォーム改善の結果やいかに?
 
 トレッドミルで3分あまりランニングしてフォームを撮影。着替えたあと、動画と、プリントアウトされた評価を見比べて説明を受けました。メールで送られた動画を編集し、ループさせた30秒版をアップします。


 ん〜、姿勢改善したつもりでも、まだまだ猫背だなあ。
 以下は、プリントアウトされた評価です。

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 左は3年前の評価。
 今回は「Safety=体への負担」が悪くなってます。脚が、ほんのすこしO脚で、振り出した脚がやや外に流れること、体が左右にぶれていたことで減点されたそうです(トレッドミルは久しぶりなので、スタートしてしばらく視線の置き場所に困り、やや不安定でした。次は、トレミの練習してから行こう)。
 それ以外の点数はまずまずで、故障も出てないので、とくにフォームを修正する必要はないとのこと。(これ以上、肩の動きが大きくなると骨盤の動きが阻害されるとアドバイスを受けました)
「Ride=乗り込み」が86点となっています。着地する場所が、たしかに重心に近くなっていたかもしれません。

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 前は、前後の直線的な意識で走っていました。お尻が落ちたあと体が伸び上がっています。腕も前後に動いていたようです。
 いまは、仙骨が回転すると体に動きが影響し、最終的に手足がついてくる、でんでん太鼓のイメージです。腕振りは体に巻きつくように振れます。 おそらく、腸腰筋や、おしりの筋肉、ハムなどが使えるようになってきました。
 前回の診断では、離地した脚をもっと跳ねあげる(膝を深く折る)ように、と言われました。上の表の「Swing=脚の動き」という項目です。たしかに、脚をたたんで短くすれば軽くなるし、うしろに流れずにすみます。しかし、踵を上げてみたり、膝を折るように意識してみましたが、すぐに疲れてしまい、やめてしまったのでした。
 最近は「骨盤まわりの動きですべて解決できるはずだ」と考えているので、スイング動作も体の中心部で解決できるにちがいない、と無い知恵をしぼりました。
 片方の足が後ろにあるとき、同じ側の腸骨が前に出ていれば足は勝手に戻ってくるし、素早く戻ろうとしたら勝手に効率のよい跳ね上がり方をするんじゃないでしょうか。あるいは、股関節を折れば、膝も折れるのかもしれません。いずれにせよ、骨盤まわりで処理する方法を考案します。
 フォームに修正の必要がない、は大袈裟だとしても、取り組んできたフォーム改善の方向性は正解だった気がします。次の3ヶ月の課題は、このフォームに合ったドリルや筋トレです。