狩猟採集民のように走ろう!

狩猟採集民について学びながら、現代社会や人間について考えるブログ

東京マラソン2013で3時間15分切りPB 2012/2/27

 金曜・土曜と体調不良でした。風邪薬やら胃腸薬を飲んで、東京マラソン前日は夕食後すぐに睡眠。起きて風呂に入ってまた睡眠。よく寝ました。
 新宿には7時過ぎに到着。トイレを借りようと、チェーンの某コーヒーショップでコーヒーを注文すると、「トイレ貸してください」と飛び込んできたマラソン参加者がしばらく籠城。私は順番待ち……あれ、コーヒーってレース前に飲んでよかったんかな? 利尿作用があるとかないとか……ともかく体調不良は改善できた感じ。ギリギリ間に合った…… かな? 睡眠て大事です。

 2009年以来、2度目の東京マラソンです。
 前回は4時間08分54秒(ネット03分06秒)でした。晴海通りに入ってからの向い風と佃大橋以降のアップダウンに参りました。
 相変わらずこの大会は慌ただしい。荷物を預け、バタバタとスタートブロックに。人混みにいると多少は寒さは紛れるものの、ランパンランシャツ姿の人はみんな震えています。短パン姿の私も、やはり寒い。号砲の9時10分まで耐えます。石原都知事が「死んでゴールしてもつまんないぞ」みたいなスピーチ。不吉だ。こういうのは上質のジョークなのか?
 スタート直前、ビニールポンチョを着ていた人たちが道脇に脱ぎ捨てはじめました。

 やっとスタート。
 今回は陸連登録者のAブロックなので、紙吹雪を浴びながら、ロスタイムは1分もかかりません。目標は「3時間15分切り」です。Garminはビルの谷間では精度が落ちます。ペース表示を大雑把に把握できるストップウォッチだと思うことに。

 お祭り騒ぎに飲まれて、自分のフォームや調子を冷静に診断できません。
 17、18キロのあたりで、足裏にピリッと痛みが。なんだこりゃ。

 ハーフ通過のタイムは、1時間37分台。このペースで最後までいけるか……。
 トップのランナーを目撃したのはどのあたりだったかな。ハイレ選手が先頭を競っています。日本人は藤原選手が1番手。ウエアのせいもあるでしょうが、ものすごく体を絞っている印象。川内選手は逆にウエイトオーバーに見えました。

 前回も感じましたが、浅草までが遠い。浅草寺を右に折れるとスカイツリーが目に飛び込みます。なるほど、東京マラソンの新名所なんですね。

 残り10キロとなりました。「シーズン最後の10キロだ。頑張れ」と自分に言い聞かせました。そのまま、キロ表示を見るたび「シー・ズン・最・後の◎キロだ」と唱えているつもりなんですが、何度か「人・生・最・後の◎キロだ」になってしまいます。語呂がいいんでね。心のなかで笑いました。

 佃大橋以降のアップダウンは、たいしたことなく、やや拍子抜け。「低くなったのかな?」と感じます。上りも下りもぐんぐん人を抜けました。
 39キロで応援のKさんを発見。3時間15分の目安は、この地点を3時間以内で通過すること。防府読売で果たせなかった課題をクリアできました。
 残り0.195kmのゲートはいつからあるんでしょう? フィニッシュゲートとそっくりで、一瞬間違えました。さらに進んで本物のフィニッシュゲートの時計を見ると、3時間13分台だったので、またビックリ。14分も切れていました。
 3時間15分を切れなかったら来季まで後悔したに違いない。ホッとしました。

 ラン仲間や元同僚にして現飲み友達の4人など、沿道からたくさん声をかけてもらいました。みなさんの応援に後押しされました。本当に感謝です。そういえば、義父、義姉、甥が浅草にいたそうですが、互いに気づかず。^^

 着替えながら、今年ずっと仕事が忙しく、ランも不調だったのを思い出しました。一瞬だけジーンとし、自分で自分のことを褒めてやりました。ほんと、一瞬ですよ。甘やかすとろくなことにならないので。

 ゆりかもめで新橋へ。ボランティアされていたSさんからおめでとうのメールを拝受。銀座に回って、応援してくれた元同僚と合流し、ビールを飲みました。やつらウワバミですから、私も途中でブレーキをかけられることなく、心ゆくまで飲めるんです。

 以下、ランナーアップデートのタイムです。
 もしかするとネガティブスプリットかもしれません。

  〜05km/00:23:35 (0:22:58)/22:58
  〜10km/00:46:36 (0:45:59)/23:01
  〜15km/01:09:29 (1:08:52)/22:53
  〜20km/01:32:24 (1:31:47)/22:55
  〜25km/01:55:04 (1:54:27)/22:40
  〜30km/02:17:59 (2:17:22)/22:55
  〜35km/02:40:52 (2:40:15)/22:53
  〜40km/03:03:59 (3:03:22)/23:07
  〜finish/03:13:45 (3:13:08)/09:46

改めて、皆さんに感謝です。

      ★

《あらためて、2014年4月の感想》
 ネガティブスプリットでした。
 2011年度は最高のシーズンで、10月のしまだ大井川で自己ベストを11分以上更新する3時間17分台、12月の防府読売では同15分台、そして東京で3時間13分台、と伸びていきました。
 走るのが楽しくてしかたがなかったんですが、東京マラソンを境に足底筋膜炎に悩まされることになります。夏場は痛みもさほどではなく走り込んでいましたが、秋からスピードを上げると、足裏に猛烈な痛みが走るようになったのです。痛かったなあ。