おかやまマラソン、友人二人が追加当選したと昨日よろこんでいたのに……。
「委託していた業者」ってローソンチケットですね。
2016年7月の練習……坂と給水塔GO。
月間338km
今月も仕事たっぷり。
ランは、ともかく、坂道ばかり走ることにしました。骨盤の回旋を意識するようになり、坂を上るのも得意になった気がします。つまり坂を上れば、新フォームに必要な筋肉を効果的に鍛えられるはず……と考えた次第です。
多摩の坂を上れば、たくさん給水塔を見られます。低地のものもふくめ、だいぶん写真におさめました。そのうち公開します。
坂ラン中心だった7月の〆坂は、和田峠(陣馬街道)
坂道をたくさん走った7月。
〆は、かねがね一度は走ろうと思っていた、和田峠です。
投票に行くなどして遅くなり、スタートしたのは午前11時40分くらい。
☆
JR高尾駅からまっすぐ北に進むと、すぐに斜度10%の標識があらわれて驚きました。以降、アップダウンを繰り返したあと陣馬街道にぶつかると、左折します。きのうの筋トレのせいか暑さのせいか足が重い。キロ6分以上で進みました。
そこからはひたすら街道沿いに走ります。
上っているかどうかわからないようなラクな道のりです。川遊びをしている子どもの声が聞こえるし、住宅街なので、寂しくもありません。自販機もある。
陣馬高原下のバス停を過ぎたあたりから、激坂になります。
斜度10〜15%、瞬間的にはそれを越えるようです。
和田峠に到着する1km手前から、歩きがまじってしまいました。ほんとは何度立ち止まっても、歩きたくなかったんですが、時間が気になりました。
和田峠の茶屋でペットボトルの水を一本購入。この前後数キロは木に囲まれて、お店や自販機がありません。
茶屋から1キロトレイルに入ると陣馬山山頂らしいのですが、今日のところはパスして、藤野駅方面に向かいます。
こんどはきつい下り坂。多少ブレーキかけながら、なるべくガンガン走ります。峠のおじさんに聞いたら、藤野方面はしばらく寂しいとのことでしたが、走ったのであっという間に人家が出てきて、勾配もさほどではなくなります。茶畑が見えました。
さらに下りて、「和田峠5km/藤野駅4km」の標識のあたりでしばし休憩。おにぎりをひとつ携行していたのを思い出し、ザックからとりだして食べました。この標識、「和田峠」の矢印をわざわざ斜め上に描き直しているのがおかしい。
あとは下りばかりだろうと思っていたので、最後、トンネル(沢井隧道)に向かって数百メートル(?)上るのがヤケにつらかった。車がすれ違えないほど狭いトンネルですが、歩道は確保されています。ここを路線バスが通っていきました。
藤野駅をちょっと過ぎ、ガーミンが26kmジャストになったところで終了。電車が来るまでビールを飲みながら、ちょいと行程を反芻。
内訳を書きますと、高尾駅〜和田峠間16kmあまりの所要時間は2時間20分(休憩や信号待ちをのぞいた移動時間はだいたい1時間50分)で、さらに10km近く走って藤野駅に着いたのが15時15分(所要時間1時間15分、移動時間50分弱)でした。
京王線・高尾山口駅と直結している極楽湯にザブン。昨年オープンしたところ。山登りの人たちは早く行動するせいか、夕方は比較的空いているように感じました。
そういえば、あちこちで集中豪雨があったようです。
私はたまたま降られず、ラッキーでした。
なにかの前触れ?……ではなかった話。
本日は、日暮れどき、フラットなところをジョギング。
多摩川に架かる橋を渡ろうとすると、東南東方面を中心に、光が広がっています。初めてみる現象です。なんだろう? 雲ではなさそうですが、光だとしたらおかしい。太陽は西、つまり私の背後に沈みかけていて、東方面に光源はないのです。振り返ると、太陽は雲にさえぎられています。
なにかの前触れじゃないかとしばらく眺めていました。
行き来する人たちは気にも留めてないようでしたけど。^^
帰ってから調べると、「反薄明光線」という現象だとわかりました。
雲の切れ間から放射状に光が地面にふりそそぐのを「薄明光線」と言い、それが水平にあらわれる現象が「反薄明光線」なのだそうです。雲に遮られた、沈みかけのお日さまが私の背後にあったのも納得です。光のオビは直線的に遠くまで伸びていきますが、視界は遠くにいくほど広くなるので、まるで東のほうの一点から光が伸びているように見えるのでしょう。
不勉強なことに、私は全然知らなかった。
走っていると、いろんなことに出くわします。
多摩の坂道その2【野猿峠】
野猿峠は、今月初めて走った坂道です。「峠」と名前がつくなら坂道なんだろうと思い、踏み入れたのでした。地図を見ると、北のほうのセブンイレブンのあたりから野猿街道は迂回しているんですね。知らなかった。(また行かなきゃ)
私が走った直線的なコースで話を進めます。地図はルートラボより。
北野駅近くのローソンあたりからスタートし、野猿峠(地図中央の二股に岐れるところの信号)のバス停がおそらく最高地点。そのまま殿ケ谷戸まで下りると設定して斜度等をみてみます。
全長2.7kmあまり。
以下、トップのフラットな部分を少し削って算出しました。
北西から上れば、距離1.3km、平均斜度5.2%、最大標高差66m。これをのぼりきったところに「6%」の標識があります。
南西から上れば、距離1.4km、平均斜度4.6%、最大標高差66m。
どちらからも上りましたが、平均斜度通り、前者のほうがきつかった。楽しゅうございました。
多摩の坂道その1【連光寺坂】
今月は坂道ばかり走っています。
少し足を伸ばして多摩川を渡れば、坂道がいくらでもあるんです。
いくつか紹介します。
まずは、川崎街道の連光寺坂。ルートラボによれば、全長3.9km。最大高低差83m。つまり往復で約8kmになります。頂点は「連光寺坂上」と書かれた信号機。桜ヶ丘カントリークラブの入り口です。そこで折れ、桜ヶ丘公園方面に上ることも可能ですが、それはまたの機会に。
西側(京王線・聖蹟桜ヶ丘駅側)の坂道「西大栗橋信号〜連光寺坂上信号」は、距離1.4km強で、全体平均斜度5.4%、最大標高差79m。北側の歩道を使うと、斜度は均等です。北側は途中まで住宅街です。
東側(JR南武線・南多摩駅側)の坂道「新大丸信号〜連光寺坂信号」は、距離2.4km強で、全体平均斜度3.4%。最大標高差84m。人家はなく、夜中走ると、ひとけがないんですが、車は通ります。
ここは以前からよく使っている坂です。
何年くらい前でしたか、高校生くらいの女の子が、ママチャリですーっと上っていったときは、たまげました。あとで、あれは当時普及し始めた電動自転車だったことに思い当たりました。昨年5月の日記「競り合ってくる人が苦手」に書いたのは、連光寺坂の東側を上っているときのできごとでした。
腰クイッの動き
この動画、どの選手も、片足が地面を離れたと同時に、同じ側の腰(くびれの部分)が前方に押し戻される様子が確認できます。ランニングパンツで見えにくいのですが、骨盤も着地した瞬間、クイッと逆回転しているはずです。私はこの動きを「腰クイッ」と称んでおるのです。
以前も書きましたが、骨盤がいちはやく前方に戻れば、腸腰筋が伸び、あわてて縮もうとするため足が勝手に戻ってくるはずです。「足が後方に流れちゃダメだ」と言われますが、それは足先ではなく骨盤を意識すれば解決できます……たぶん。
骨盤の回旋を意識すると、ハムストリングスやお尻の筋肉で推進力を得られます。坂道を上るのがラクになりました。体の軸を中心に骨盤を回し、その場で足踏みするくらいのイメージで登っていけます。
となると、坂道を上れば、「骨盤の回旋=腰クイッ」に必要な筋肉がより鍛えられるのではないでしょうか。
今月前半は忙しさと暑さでポイント練習もできず、とくに平日長く走れないため、坂道ジョグだけをやっています。月初めから18日までで、200kmちょっと走りましたが、3分の2は坂道のはずです。
ハムはパンパンですけど、坂道って上りも下りも集中できて楽しいんですよね。