狩猟採集民のように走ろう!

狩猟採集民について学びながら、現代社会や人間について考えるブログ

エリザベス女王の国葬

雑感です。エリザベス女王の功績を否定するわけではありません。

亡くなった女王の棺が安置されたウェストミンスターホールに弔問するため、多くの人々が並んだそうです。最大、24時間待ちだったとか。

イギリス国民はきちんと行列待ちする人たちであると読んだことがあります。行列ができているから自分もつい並びたくなる日本人と違い、彼の国の人々は自分の意志で並ぶらしい。個人主義ですからね。つまり、みな、トレンドだからではなく自分の意志で並んでいるのでしょう。

私は人類学の本を読みながら「過度な不平等を解消にするにはどうすればいいのか」と考えているくらいですから、格差が拡大しているイギリスなのに、みんな王室が好きらしいことに驚いていました。

日本の大手メディアは彼女の功績や国葬の参列者などを報じているようです。

王室に反対した人がいないわけではありません。いくつかニュースをリンクしておきます。

帝国主義時代のイギリスは多くの植民地を有し、収奪してきました。女王が身につけていた宝石はどこの国のものでしょうか。──そんなこと考えていたら、複雑な気分になったのでした。