狩猟採集民のように走ろう!

狩猟採集民について学びながら、現代社会や人間について考えるブログ

バトン受け取りました

f:id:mugibatake40ro:20200814020122p:plain

コロナの自粛生活のときに流行した、腕立て伏せチャレンジ、7日間ブックカバーチャレンジ、口の中でサクランボの茎結びチャレンジ、8時間ピクピク耳を動かすチャレンジ、ゴレンジャーごっこなら茶レンジャーでチャレンジ……など全てお断りしていたんです。

はてなブログでブロガーバトンというのがあるのは知っていましたが、わたくしに回ってくることはなかろうとタカをくくっていたところ、トマテオ (id:tomateo) さんのご投稿「あー びっくりした」でご指名を受けたのでした。少し迷いましたが、「そのマニアックさとブレないところが好き」と告白(?)されてしまったら断る理由がありません。

アレレ、ご指名に応えてしまうと、ブレることになってはしまいか……?

(ちなみに、たしかに主張は曲げないほうですけど、政治批判したあと「読者」の方がひとりふたり減ると、1時間くらいはヘコみます。)

自己紹介

1965年11月広島県生まれ。大学入学のときに上京して以来、35年くらい東京で暮らし、現在は多摩地区をウロウロしています。

会社を辞めてフリーランスに転じてからジョギングを始めました。運動不足解消のつもりだったんですけど、もともと持久走でほとんどビリだったので「一度でいいからフルマラソンを走ってみたい」と考えていました。十数年前につくばマラソンを走ったあと、少しずつタイムが上がり、自己ベストは2014年新潟Cityマラソンでの3時間9分台。翌年、萩往還ウルトラマラソンの250kmの部を走って燃え尽きたのかモチベーションが落ちていましたが、最近またボチボチ走っています。

一番古い記事

2014年3月13日にブログを開設しました。それ以前に書いていたレースの記録を遡って投稿しているため、いちばん古い記事は2008年です。どうしてブログを始めたのかは忘れましたが、最初のほうを読み直すと、個人的な練習日誌のつもりだったようです。

お気に入りの記事

2年くらい前のことでしょうか、「大昔の人々は裸足に近かったからフォアフット着地だったと言われているけど、農耕をはじめる以前はどんな生活をして何を食べていたんだろう」と素朴な疑問が湧き、調べてみることにしたんです。

いまも僅かに残るプリミティブな狩猟採集民に関する本を読んでみたら、驚くことばかりです。彼らは平等分配主義で比較的争いのない生活をしています。癌、脳卒中、心臓病が滅多にないという話もあります。振り返るに現代社会はどうでしょう? 農耕をはじめてからの人間社会には階層があり、不当に虐げられている人がいます。虐げられていることに気づかない人すらいるようです。さまざまな現代病があり、ストレスがあり、新型コロナのような人獣共通感染症もたくさんある……。だんだん、社会全般のあれこれが気になっていきました。

とりとめがないと言われそうですけど、私にとっては、ランニングや食事、平等的な狩猟採集民と上下関係のある現代社会は全部地続きのテーマなんです。

自分が書いたお気に入りの記事は……。ルソーの『人間不平等起源論』、レヴィ・ストロース『悲しき熱帯』、ヒュー・ブロディ『エデンの彼方』、ダニエル・E・リーバーマン『人体六〇〇年史』、ダニエル・L・エヴェレット『ピダハン』、尾本惠市『ヒトと文明』などなど、いろんな本の感想を書いています。いや、でも、今回は本の感想ではなく、こちらを挙げておきましょう。

もうひとつ。

人間本来のランニングフォームについても考えています。素人考えですから、暗中模索の仮説に過ぎません。近々またアップデートするつもりですけど、「筋肉を急激にストレッチしながら(伸ばしながら)走る」が今の正解だと考えています。