狩猟採集民のように走ろう!

狩猟採集民について学びながら、現代社会や人間について考えるブログ

マスクで走る話、おかわり

私はなるべく人の少ないところを狙い、鼻呼吸で走れるスピードでゆるジョグしています。山中伸弥教授のメッセージがお茶の間に浸透しているのか、他人の目が鋭い。いわゆるバフを首に巻いて(そろそろ暑い)、遠くに人影が見えたら鼻と口を覆い、ときには歩きます。マスクして走っている人、えらいなあ、と思います。

みなさんの意見を拝見しても、「マスク不要派」から「マスク絶対派」までさまざまな意見があります。誰もいないところでマスクする必要はないので、一概には言えますまい。まずは人がいるところを避けるべきだと私は考えます。

おそらく世間に衝撃を与えたであろうこの画像──。

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下記リンクの記事にもありますけど、これは時速14.4km(0.9mile)のシュミレーションだそうですよ。4分10秒/kmです。どんなスピードかというと、10km41分40秒。フルマラソン2時間55分です。つまりサブスリーの人がフルの大会でレースしているところです。私は最近そんなスピードで走っている人を見たことがありません。時速9.6km(0.6mile)くらいのシミュレーションがないと世間のいうジョギングと合致しないのではないでしょうか。

この研究は査読を受けてないいわゆるプレプリント段階です。もちろんゼーハーするスピードで走る人は飛沫をたくさん飛ばすおそれがあり、風向きも考慮しつつ他人とうまく距離をとる必要があるのでしょう。バフという、スースーとした布にどの程度効果があるかしれません。とはいえ、山中氏もおっしゃっているとおりエチケットとして着用したほうがいいのでしょう。

マスクでランニングしていたら中学生が突然死したという報道もあります。にわかに信じられませんけど。

  • 人混みは避ける。人のいないところを探しながら走る。
  • 1人で走る。
  • 息がはずまないペースでゆっくり走る。
  • 人とすれ違うときはエチケットとして鼻と口を覆う

──こんなもんですかね、私の結論は。