狩猟採集民のように走ろう!

狩猟採集民について学びながら、現代社会や人間について考えるブログ

桐生祥秀選手のトレーニングと、陸上部員。

短距離選手は何時間トレーニングをしているのかを知るだけでも充分見る価値がありますね。桐生祥秀選手、250m以上走るのは憂鬱という発言に笑いました。私は山縣亮太選手のファンですけど、参考にしているのは桐生選手の柔らかい動きです。

私はときどき少人数の短距離講習会に行くんです。大人も参加できるけど、中高生の陸上部のほうが多いかな。

そこで毎回感じます。

陸上部の短距離選手なのに、素人の私でさえフォームの欠点が目につきます。踵着地だったり足が流れていたり。でもですよ、基礎から教わり、ドリルをやったりするうち、彼ら彼女らは一本ずつフォームが改善されていくんです。一時間半くらいで確実に変貌しています。

今の学生はすごく恵まれているんです。数十年前、私が子どものころには短距離のフォームの情報なんてなかったのに、今はスポーツバイオメカニクスが発達しているし、動画や雑誌や書籍でいくらでも知ることができます。走り方教室みたいなものも各地にあるはずです。

顧問の学校の先生が忙しくて知識不足であることは理解しています。陸上部の部員で情報を持ち寄り主体的にメニューを決める、というのが最善ですが、まあ望めまい。しうであるなら各競技のコーチを地域の教育委員会がで派遣して学校を持ち回りで指導するとか、土曜日に数校の陸上部が揃って練習するとかすればいいのに、とおじさんは感じるのです。