初スパイク! と短距離講習会、とフォームの話。

 某スポーツショップにて。
「あの、短距離のスパイクはどこにありますか」
「こちらのコーナーになります。お子さん用ですか?」
 いえ。
 おっさん用です。

7月6日(土曜日)に短距離の講習会があったので、前夜、スポーツショップをハシゴしてスパイクを購入しました。

「日本陸上の女子100Mで優勝した選手と同じメーカーのシューズを買う」と決めていたんです。(今シーズンの調子からして、男子の本命はサニブラウン・ハキーム選手、対抗・小池祐貴選手と睨んでいましたが、どちらが優勝してもナイキなので……)

御家瀬緑選手が優勝。足もとを見るとアシックスでした。よく見ると、2位の土井杏南選手、3位青山華依もアシックス。なんだ、女子はアシックス一択だったか、と苦笑。とにかく公約通りアシックスから試すことに。

1軒目の店員さんに「お子さん用ですか?」と聞かれました。スパイクを買いに来る大人なんて滅多にないんでしょうねえ。持久走用なら、ホカオネオネやonまで扱っている大きな店舗ですけど、短距離用のコーナーは小さい。でもって値段が高い! 型落ちを安く売っていたりしません。

2軒目で買いました。アシックスSP BLADE というモデルです。こんなにカラー展開しているんだ。私が行った店では黒だけでした。

固定ピンが8mmだったので、同じ長さの付け替え用スパイクピンも購入しました。

お店の説明書きに「100〜400m用」とありました。800mとか1500mは、別のモデルを買えってことかな。……ううう。(PRO SHOP B&D 陸上スパイク特集 | PRO SHOP B&D

 

翌日の練習会。ウォーミングアップや動的ストレッチをすませて、シューズをスパイクに履き替えます。ピンをカチカチ鳴らせてトラックへ。なんか新鮮。

下の動画は、スパイクを履いて、初めての全力疾走です。こんな太い足で、ようマラソン走ったよなあ。

もっと腿を上げる、着地をもう少し重心の下に近づける、きちんと踵でお尻を叩く、などなどを指摘されました。このときは意識していたので腕がよく上がっていますけど、もう一度撮ってもらった動画はイマイチでした。短距離の練習はドリル・筋トレ・50mダッシュなどですね。

大腰筋やお尻の筋肉を使ってもっと空中に浮き、強く接地して地面反力をもらってグングン先に進む……理窟はわかっているんですけど。

f:id:mugibatake40ro:20190710014930j:plainふと思い出しました。

ある会のトークショーで、「子供に走るコツを教えるとしたら?」と質問されたY選手(大人にも教えて!)は、次のように答えたんです。

「ポイントは摺り足です。摺り足で走れ、と教えてあげてください」

???

そんなこと言われたら、子供のフォームが早足の狂言師みたいになっちゃう。でも、字義通り地面に足をつけたまま進むことではありませんよね。彼自身、こんなに跳んでるんだもの。

Y選手はどんな感覚を伝えたかったんでしょうか。上に弾むのではなくベクトルを前へ? あるいは遊脚を直線的に引き戻す感覚?

前に書いたとおり、ウサイン・ボルトやサニブラウン・ハキームは上体を左右に揺らしながら走っています。その一方、「アスリートの魂」という番組で、山縣選手は頭の位置を一定に保ち、両肩を水平に保ったまま走るのが目指すべき効率的な動きだと言っていました。

山縣選手の「摺り足」は、きっと、それを指しているんでしょう。……と今日のところはそう考えて寝ます。