狩猟採集民のように走ろう!

狩猟採集民について学びながら、現代社会や人間について考えるブログ

日本陸上競技選手権大会

山縣亮太選手、やりました!

私が卒業した広島の学校にすごい短距離選手が現れたと噂に聞き、チェックしはじめて10年以上。大学進学以降も成長し続けています。

今回は山口には行かなかったけど、過去、何度も競技場に足を運び、自己ベストを更新したレースもたしか二度目撃しました。

本日の決勝。サニブラウン・ハキーム選手は故障のためDNSですが、桐生祥秀選手、ケンブリッジ飛鳥選手、多田修平選手らが揃い、見応え充分。スタート直後、山縣選手が頭ひとつ抜け出たのを見て、「よしっ、勝った」と声が出ました。10秒05(+0.6m)は秋につながる好タイムだと思います。5年ぶりの優勝、おめでとうございます。

女子100mは、山縣選手と一緒に練習している福島千里選手と、去年優勝の市川華菜選手の一騎打ちと思われましたが、世古和選手が僅差で勝利。男子400m、力強い走りで連覇したウォルシュ・ジュリアン・ジャミイ選手も印象的でした。

女子1,500mは、中学時代から注目している高松智美ムセンビ選手(18歳、名城大)が出場、ラストの直線で追い込み、自己ベストで初優勝。身長148cmは野口みずき選手より小柄ですが、バネのきいたストライドの大きなフォームです。格好良い。

一時期ナイキ・オレゴンプロジェクトに所属した姉の高松望ムセンビ選手は予選落ちだったんですね。復活を期待しています。

……と、以上は2日目のレースより。

1日目は、なんつっても、女子5,000mにしびれました。松田瑞生選手が昨年につづき鈴木亜由子選手との一騎打ちを制しました。松田選手は筋肉質でがっちりして、パワフルなフォームです。初フルとなった今年1月の大阪国際マラソンでは、2時間22分44秒という好タイムで優勝していますし、今後が楽しみです。