昨夜というか、早朝というか、わたくし、徹夜で仕事していまして、いやなにブラック企業というわけではなく、個人事業主ですので裁量労働制みたいなものであります。ブラック自営と呼ぶ人もいます。忙しいので、日曜日は0時半から30分だけ走り、さらに仕事してから、寝る前の午前3時半ごろ体幹トレーニングしました。
脱線してすみません、昨夜というか、早朝というか、そのときの話でございます。さて寝ようかなと思うと、速報でビッグニュースが飛び込んできました。
川内優輝選手、ボストンマラソン優勝!
びっくりしました。
ボストンマラソンは公認レースでこそないものの歴史あるレースであり、ワールドマラソンメジャーズ(東京、ボストン、ロンドン、ベルリン、シカゴ、ニューヨークシティマラソン)のひとつです。WMMで日本人が優勝するのは初めてですよね。
きっとネットで生中継見られたんだよなあ。
気づかなかったなあ。
残念だなあ。
でも、うれしい。
防府読売マラソン前夜祭などのファンサービスぶりを見て、川内選手のファンになりました。レースですれ違うときの彼の「大きな走り」に驚きます。
あんなに走っているのに、まったくモチベーションが落ちません。気持ちが一度萎えてしまった私には、彼のあの懸命な走りが目標です。
雨天で寒くて強い向かい風というつらい条件。
ジョフリー・キルイ(ケニア)は対応できなかったけど、タフで決してあきらめない川内にとっては、かえって自力を発揮できたのかもしれません。35キロで1分半リードしていたキルイが失速し、川内が追い抜きました。
ゴール後、大きな口を開けて「やった!」と叫んでいます。
実業団の選手は国内レースで生中継で企業の宣伝をしますが、市民ランナーである川内選手は海外レースを数多く体験し、レース展開の抽斗が多いのでしょう。
ほんと、すごい。おめでとうございます。