新年、あけましておめでとうございます。
ええっと、私は現在52歳。
大人になってから「てなもんや」の映画は全部見まして、残存するテレビ放映もレンタルビデオで見ましたが、リアルタイムで見た記憶はありません。
昨年12月は、公私ともにいろいろあり、その他思うこともあって、ほとんど走らずじまいでした。2010年以来最低であろう月間42km。多忙だった理由のひとつは、今年1月末におこなうゼミOB&OG会の準備でした。案内を何百通も出すのにくたびれました。ふう。
走らないって、本がたくさん読めますね。映画もたくさん観ました。大好きな読書と映画鑑賞を犠牲にして走っているんだなあ……。
マラソンに対する情熱が失せていきます。
知り合いが頑張ったのを見てもうれしがっているばかりで「じゃあ、俺も続くぞ」とは思いません。毎週のように30kmとか40kmを走っていた数年前の自分が超人に思えます。数年前まで「きのうの自分がライバルだ」と思って記録を更新していたのにね。
思えば、2014年12月の防府読売マラソンでリタイアしてから、ずっと不調です。
兆候はあったんです。
同年10月の新潟シティマラソンで3:09:14の自己ベストを出したあと、11月のつくばマラソンでは3:14:00でした。
それまではフルは簡単だと考えていました。ロングペース走やハーフの成績で、自分が42キロを走れるペースを客観的に確認していたので、それをトレースしただけです。苦しいことはあったけど「このペースで押せないわけはない」と我慢できました。フルマラソンでは、自己ベストか、悪くてもセカンドベストでした。
2014年のつくばマラソン終盤、3時間13分か14分くらいだとわかりました。3時間15分以内は8回目か9回目です。「またいつもと同じか……」と思うとつまらなくなり、気力が萎えていきました。いつもフルマラソンの終盤はゾーンに入って、苦しくても押せたんです。前年のつくばでも、ラスト1キロを4分18秒くらいの、その日最短ラップを刻み、初めて3時間10分を切りました。
ところが、2014年のつくばでは妙に醒めてしまった。毎回似たようなタイムなので飽きちゃったんですね。川内優輝選手のモチベーションはどこから湧くんでしょう?
今は、客観的に見て3時間半がいいところ。それでもいいんですけど、そもそもレースに出る気にならない。2年間のフォーム改造はうまくいっているはずです。12月も夜中に30分ほど散歩するさい、何本か100〜200mダッシュしましたが、いつになく感触はいい。問題はメンタルです。きのうの自分を抜けないと感じているからつまらない。
というわけで、ひとまずフルマラソンは引退します。
みなさん今まで大変お世話になりました。体力の……限界! 珍念……いや、観念いたしました。
わたくし……今年は……
中距離選手だ!
じつは私は5kmを20分切ったこともないし、ハーフで90分切りも果たしていません。フル3時間半〜3時間9分のあいだ、ずっと似たようなタイムです。スピードを底上げしなければ何にもなりません。
具体的な練習方法はいずれ整理しますが、毎週末のロング走もスピード練習に切り替え、距離は当面月間250kmくらいにして、そのぶん、心拍数を上げてみたい。
年明け一発目の練習は、いつもの坂道でダッシュ5本(約150m、5分回し)でした。初めて29秒台を2回記録しましたが、1ヶ月のブランクは大きかった。最後の2回は心拍がおさまらず、31秒台です。
まあ、今日のところは良しとしよう。
今年は心臓に頑張ってもらいます。よろしく♡