狩猟採集民のように走ろう!

狩猟採集民について学びながら、現代社会や人間について考えるブログ

冗談

 2時間程度の、推理物の映画を見たのです。
 クライマックス。追い詰められた犯人が不敵な笑みを浮かべ、「そうとも、俺がやったんだ。あいつは昔あんなことこんなことをやった許せないヤツ。殺されても仕方なかったんだ!」と探偵役に銃を向けたりしますよね。
 ああいう犯人は潔くて偉いよなあ。
 もしあれが政治家だったら面倒です。
 探偵が完璧な推理を披露して「犯人はお前だ」と指さしたとしましょう。しかし相手が政治家であれば、素直に白状しないのです。「え〜、私の記憶におきましては、被害者と面識もありません」とか「証拠は廃棄する決まりになったおりまして、自分が無罪である書類は現在残っておりません。ただ、私のアリバイはあったように思います」なんて言い始めます。
 映画は終わらないもんね。
 映画の犯人は偉い。