私は基本的に映画とスポーツ中継以外はテレビを観ませんが、スポーツ科学の石川昌紀・大阪体育大学准教授が出演されるとFacebookで知り、録画しました。『ほんまでっかTV』という明石家さんまの番組でした。さんまちゃん、久しぶりやね。
番組で、石川氏は「ふくらはぎを細くする方法」を紹介しました。下記のとおりです。
つま先ジャンプを10秒間×5セットを1日2回
ケニア人ランナーのふくらはぎの細さはフォアフット着地によるものだと言っていました。
録画は消してしまいましたが、記憶で書きますと……。
踵着地に比べてフォアフット着地は腓腹筋の動きが少なく、そのぶんアキレス腱の伸縮が大きくなる。アキレス腱をバネにして進むのでふくらはぎは太くならない、という説明でした。
だから、ふくらはぎを細くしたいなら、アキレス腱が伸びるような運動をすればいいわけで、ふくらはぎに力をこめて10秒間、その場でつま先ジャンプするんだそうです。あまり長くやるとふくらはぎを使うようになる(長くやると腓腹筋が伸び始めるからだったかな、このあたり説明不足と感じました)ので、10秒間のジャンプでいいんだそうです。5セットでアキレス腱は1ミリくらい伸びるそうです。すぐに元に戻るとも言っていましたが、地道に繰り返せば徐々にアキレス腱が伸びるんでしょう。
もともとフォアフット着地の私は、ふくらはぎが恥ずかしいくらい太いんです。『プロが教える筋肉のしくみ・はたらきパーフェクト事典』(上の図もこの本から)によれば、腓腹筋の速筋・遅筋の割合は、51.8 : 48.2 だそうです。私は生まれつき速筋が多い方でしょうから、単にそのせいかもしれません(速筋は太くなりやすい)。あるいは、お尻やハムを使えていないのかもしれません。ともかく、その場ジャンプのドリルをやっても損はないはずですから、私も試してみます。