狩猟採集民のように走ろう!

狩猟採集民について学びながら、現代社会や人間について考えるブログ

ひさびさのロング走

 昼間、ちらりと天気予報を見ると、「外出控え、熱中症対策を」と言っていたのです。連日の真夏日。しかし、世間ではこの炎天下、「柴又100K」なんてのもやっている。私も少しは走らなきゃならねえ。なにせ、萩往還以来、最長で25kmしか走っていません。そろそろ「毎週ロング走」の生活に戻らないと……。ただ、柴又100Kのみなさんには申し訳ないけど、木陰を走らせてもらいます。
「どこへ行こうかな」……と、私の旧式コンピュータを作動させました。ジーガシャガシャ……口から、長くて穴の空いた紙が出てきました。「よこやまのみちをはしれ」と書いてあります。
 多摩川を渡り、まずは桜ヶ丘公園に。桜ヶ丘公園の旧多摩聖蹟記念館。明治天皇の行幸(天皇がやってくること)を記念して作られたんだそうですが、昭和40年代にはショッカーのアジトだったとか。イー! 子供向けヒーロー物のロケによく使われたんですね。

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 万葉集にも歌われている古道「よこやまの道」に入ります。8キロか9キロくらいで、未舗装路も多く、クロカン気分を味わえます。途中で通る一本杉球場では、江夏豊投手の引退試合が行われたそうです。広島生まれのわしゃ、ここで「江夏の21球」について蕩々と語りたいところじゃが、暑いので先を急ぐで。

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 よこやまの道の少し先に、尾根緑道というのがあります。いままで一部しか知らなかったんですが、今日は走破することに。もとは戦車のテストコースだったらしい。だから広いんですね。アップダウンもほどよく、下の写真のように、未舗装の道も用意されていて気持ちが良い。

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 帝京大学あたりで31kmとなったので、本日は終了でした。
 バスに乗って聖蹟桜ヶ丘駅に着き、とぼとぼ歩いて帰ってきました。写真は多摩川から京王線を眺めたところ。

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