狩猟採集民のように走ろう!

狩猟採集民について学びながら、現代社会や人間について考えるブログ

青梅マラソン 2010/2/20

第44回青梅マラソンを走りました。去年に続き二度目の参加。昨年の記録は下記のとおり。去年は初参加のためかなり後ろから走らされ、スタートロスが8分もありました。記録は、02:57:45(ネット2:49:43)順位 6538位/1万4972人という内容でした。

10キロくらいまで渋滞していて、好き勝手に走れなかったの憶えています。人混みのなか、転んでゴツンとアスファルトに体を打ちつけた人を何人か目撃しました。

なにかと二度目の大会は気が楽です。

要領よく準備をすませ、スタート(11時50分)までは余裕がありました。なにを着るかが問題。午前中は陽が差して暖かかったんですが、なにしろ奥多摩を走るのです。日が翳ると寒くなるかもしれない。結局、半袖シャツを重ね着し、アームウォーマーを着けました。下は、短パン。シューズは勝田全国マラソンで履いたDSトレーナー。

今年のスターターは杉山愛選手でした。ゼッケンが7000番台で、去年よりずっと前に並べたため、スタートロスは約5分。渋滞はあるものの1キロ5分40〜50秒では走れます。去年よりはよほどマシです。流れに身をまかせました。

今日は目標タイムもないんです。強いていえばネットで2時間40分以内ですが、ハーフやフルと違い、30キロの記録を躍起になって求めなくてもいいような……。ただ、来月のフルに向けたロング走みたいなものだから、フルペース(キロ平均5分半)は切りたい。

走り出してすぐに、両足のハムストリングスに不調を感じました。おととい、ゆっくり6キロ走ったときにも張っていた箇所です。まあ、故障したらリタイアするまでのこと。行けるだけ行こうと割り切ります。10キロ通過がだいたい55分(ネット、以下同じ)。折り返し地点を過ぎてキロ5分前後にペースアップしました。不思議なことに、スピードをあげると脚の痛みを感じません。20キロが1時間49分くらいでしたか。2時間40分は無理かな、とぼんやり考えました。

「やってみるか」とごぼう抜きを開始。集中が高まり、目が覚めた気分。21キロ過ぎの長い坂を去年よりずっとラクに登れたので、いけるかも、という気持ちになりました。ラスト4キロの下りでさらにペースアップ。速い人を見つけてついていく。息は乱れたけれど、去年と同じく、ずいぶん気持ちよく終了しました。

タイムは……

  記録 02:42:40(ネット2:37:35)
  順位 1183位/****人
  15km 01:27:41(1575位)
  20km 01:53:52(1430位)※15〜20キロは25分12秒。
  25km 02:18:43(1308位)※20〜25キロは24分51秒。
  30km 02:42:40(1183位)※25〜30キロは23分57秒。


下り基調とはいえ30キロのラスト10キロを49分以内で走るとは、わがことながらびっくりです。フルでもこういうビルドアップができたら楽しいだろうなあ……。

ちなみに、公式サイトによれば、今大会、30キロの部には1万2413人がエントリー、完走者数は男子8926人、女子1551人とのこと。着替えて 缶ビールを呑みつつ、ゴールするランナーを応援しました。交通規制が解除される午後3時半になると、フィニッシュゲートまであと一息だったランナーが通せんぼされます。自分の足で奥多摩・川井まで行って帰ってきたのにゴールできないとは……。決まりだからしかたがないとはいえ少々切ない光景なのでした。


《あらためて、2014年3月の感想》
青梅マラソンを走るなら、河辺駅の北口から受付に行けば、やや遠回りだけど空いている、とこのとき発見しました。ただし、2012年に走ったときは、「北口からも行けます」と誘導していました。残念、裏技だったのに。