狩猟採集民のように走ろう!

狩猟採集民について学びながら、現代社会や人間について考えるブログ

ボランティア

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21日土曜日。千葉の台風被害から十数日、館山市に行ってきました。県外者のボランティアを受け容れている自治体が案外少ないのです。

少し余裕を持って東京駅へ。7時40分の高速バスで館山駅に向かいます。アクアラインから千葉に入ると、ブルーシートを張った屋根が見えてきます。ビニールハウスは軒並みやられていました。到着は9時20分くらい。うちからは4時間近くかかりました。

受付に歩いて行く道すがら、「一緒に作業しませんか」と大学生に声をかけられ、一緒のグループに入りました。男性ばかり総勢6名(東京からやってきたのは、そのうち5人)でチームを組み、あるお宅の庭を掃除しました。

チェーンソーの免許を持つ人が頑張り、ほかのメンバーは木材を運んだり、崩れた鉄骨を解体したり。住民の方がすごく喜んでくださいました。

私が見聞きした範囲では、インフラもある程度確保され、停電も断水もそれほどなさそうでした。でも、個別には困ったことが多そうです。瓦屋根が多くてブルーシートも目立ち、立て看板の多くは倒れ、ピニースハウスは裸になっていました。傾いている木も多い。専門業者にしかできないことも多々あると思われます。早く復旧しますように。

ちと疲れたので千葉市の安宿(カプセルホテル)を予約し、1時間に1本のローカル線に乗ってあたりを観察。千葉まで2時間近くかかるんですね〜。トレランで有名な鋸山のある鋸南地区とかは台風被害が大きそうです。

別の場所で作業していた中学高校時代の友人Yとバッタリ。彼は千葉県民です。千葉駅近くのチェーン居酒屋でおつかれさまの会。「千葉のためにボランティアありがとう」といっておごってくれようとします。Yは広島県出身、現在は実家は京都、千葉に住んで30年余年。そんなに千葉県を愛しているとは知らなかったわ。払う・払わなくていい、のやりとりをしましたが、結局ご馳走になりました。

災害ボランティアでは写真を撮らないルールなのですが、道ばた(山道)の写真を。これならきっと問題ないでしょう。