青山学院大学、箱根駅伝4連覇

 1965年生まれの私は正月に箱根駅伝をテレビ観戦する習慣がなかったのです。生中継が始まったのは20歳くらいのころです。当時は例年、帰省して2、3人の友達と吞んでカプセルホテルに泊まる……という正月でした。朝起きてホテルの風呂に入ると、大きなテレビに学生ランナーが映っていました。午前10時頃チェックアウトし、正月からやっている喫茶店でモーニングセットを注文して酔いをさまし、みんなと別れて午過ぎに実家に帰ると、まだランナーが走っていたからビックリしたものです。
「こいつら、いつまで走っているんだ?」
 自分がジョギングするようになり、駅伝の情報が自然に入るようになりました。元箱根ランナーや関係者のコーチや知り合いもいます。10位までがシード権を獲得できる、とか今では知っていますよ、私も。
 今年はわりと箱根駅伝を見ました。愛校心がないので母校を応援したりしません。青山学院大学にほんのすこし仕事上のかかわりがあり、4連覇を祈って応援していました。
 往路では優勝候補と目された東海大と神奈川大学が遅れ、東洋大が終始リードし、優勝しました。ただ、2分以上あった青学との差は36秒。青学の5区・竹石選手は足が攣ったらしく2度も立ち止まりましたが、追い上げました。
 さて、復路。前日、原晋監督は「6区・小野田で追いつき、さらに30秒差をつける」とコメントしたそうですが、さらに20秒上回る52秒差をつけました。以下、7区・林選手の区間新、8区・下田選手の区間賞で走って独走態勢をかため、見事に総合優勝しました。復路は原監督のレースプランがぴったりはまったということでしょう。青学は、選手育成、注目されることを力に換えられる性格の明るさ、大学生のころからのマラソンへの挑戦……どこをとっても素晴らしい。
      
 余談。東洋は例のナイキ・ヴェイパーフライ4%を履いている選手が多く、アディダスのアディゼロ・タクミboostを履く青学とのシューズ対決も見所でしたね。結局のところ、ヴェイパーフライ4%は誰にでも履きこなせるものではないのか、そのあたりがよくわからない。ま、私には高価すぎて試す気にもなれないシューズです。