狩猟採集民のように走ろう!

狩猟採集民について学びながら、現代社会や人間について考えるブログ

最後の萩往還は「歩け歩け35km」の部に出ます。

 今夜は、萩往還ウルトラマラニック、最後の大会のエントリー合戦でした。

 私が、この大会に初めて参加したのは、2013年。
 私は広島の中学高校に通い、いまでも実家は広島です。Facebookでふたたび連絡をとりあうようになった同級生にランナーが多かったので、「みんなで集まって楽しむ機会をつくろうで」と私が呼びかけ、となりの山口県で行われる萩往還ウルトラマラニックに照準を当てました。
 私に騙されたというヤツもいましたが、4人で70km参戦、フルマラソン未経験者も無事走り切り、幹事だった私はほっとしました。
 そういえば、250kmの部に参加されていたTさんに板堂峠で声をかけたっけ。共通の知り合いが何人もいたんですが、お目にかかるのは初めてでした。Tさんはつい最近亡くなられました。
(→完踏記……萩往還マラニック70kmの部 2013/5/4

 翌2014年は、140キロの部に挑戦しました。
 このときは、坂道をガンガンくだって大腿四頭筋が動かなくなったり、往復6kmもコースアウトしたりして、最後はクタクタでした。
 でも、夜の山道を1人で走るという、甘美な体験は忘れられません。
 この年は、同級生は70kmに4人くらい参加したのかな。
 ゴールしたあと車に分乗し、広島・廿日市の居酒屋に戻って吞んだんだ。
 私ひとりがゾンビ状態で、あんまり楽しく酔えなかったなあ。
(→萩往還ウルトラマラニック、140kmの部

 2015年、2016年は不参加。参加した同級生を東京から応援していました。

 そして2017年。
 いよいよ250kmの部に参加したのは、2018年(平成30年)で大会が終わると聞いたからです。あと2回。一度は制覇しておかないと、のちのち悔やむはずです。長い距離を走ると心配する妻に、70kmの部を走ると噓をつき(普段は正直なんですよ、私)、意を決して参加しました。
 この年は、同級生3人が140kmの部に参加して2人が完踏。
 私は最初から不調で、足裏のトラブルにも見舞われました。
 ウルトラの知り合いとあちこちでエールの交換をしながら、私も満身創痍で完踏しました。自分史上キラキラ輝く出来事でした。
(→萩往還マラニック参戦記(1/3)

 そして本日のエントリー合戦。
 私はもう250kmの部に出るつもりはありません(そのひとつの枠を誰かに譲り、あの感激を味わってもらいたい)。長い距離から順に埋まっていくので、つながりやすくなったころエントリーサイトに行き「歩け歩け35kmの部」を選択しました。
 いくつもの思い出を作らせてもらった萩往還道をゆっくり走り、スタッフのみなさんにお礼を言うつもりです。走り終え、必要とあらばボランティアもします。250kmの部にエントリーした2人の同級生も応援します。
 終わったらビールを飲もうぜ。