狩猟採集民のように走ろう!

狩猟採集民について学びながら、現代社会や人間について考えるブログ

糖質に関するちょっとした疑問。

こないだふと思ったんです。

イヌイットはかつてアザラシの肉ばかり食べていました(今はもっといろんなものを食べていると聞きます)。沖縄の渡辺信幸さんという方は、MEC食(Meet、Egg、Cheese)だけで野菜も食べないそうです。中野瑞樹さんという方は、何年もフルーツだけで生活されているフルータリアンだとか。私にはにわかに信じられませんが、青汁だけで生活する森美智代さんて方もいらっしゃいます。

では、白米だけで暮らしている人はいないのでしょうか。

私の知り合いは、金がなかったころ、実家から送ったもらった米を炊き、塩をかけて食べていたそうです。20代の頃です。すると、1ヶ月も経たないうちに具合が悪くなり、病院で栄養失調と診断されたそうです。

タンパク質だけ食べるとか、フルーツだけ食べるとか、一見偏った食生活では、少なくとも数年単位で身体に大きな変調が表れない(長期的にはどうなるかわからない)のに、炭水化物のみの生活は短期間で具合が悪くなるのです。

火を使う前の人間が摂っていた炭水化物は果物やハチミツ、塊茎くらいでしょう。それらにはビタミンなども含まれます。ただ、必須炭水化物なんて聞いたことがない。だから、純粋な炭水化物である砂糖は、べつに食べなくてもいいのではないかな、と考えています。穀物に関しても、火を使う前の人間は食べられなかったし、熱を通したら甘いデンプン質が歯のエナメル質を融かすのだから、不要だと思っています。

私は穀物や麵を私は1日1食くらい(食べろと妻がいうので、家庭円満のために)食べますけど、夜は抜いています。砂糖の入ったものは基本的に摂りません。ま、夏場のビールは少量許してほしい。

それでも今のところ無事に生きてます。

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