狩猟採集民のように走ろう!

狩猟採集民について学びながら、現代社会や人間について考えるブログ

腰クイッの動き

 この動画、どの選手も、片足が地面を離れたと同時に、同じ側の腰(くびれの部分)が前方に押し戻される様子が確認できます。ランニングパンツで見えにくいのですが、骨盤も着地した瞬間、クイッと逆回転しているはずです。私はこの動きを「腰クイッ」と称んでおるのです。
 以前も書きましたが、骨盤がいちはやく前方に戻れば、腸腰筋が伸び、あわてて縮もうとするため足が勝手に戻ってくるはずです。「足が後方に流れちゃダメだ」と言われますが、それは足先ではなく骨盤を意識すれば解決できます……たぶん。

 骨盤の回旋を意識すると、ハムストリングスやお尻の筋肉で推進力を得られます。坂道を上るのがラクになりました。体の軸を中心に骨盤を回し、その場で足踏みするくらいのイメージで登っていけます。
 となると、坂道を上れば、「骨盤の回旋=腰クイッ」に必要な筋肉がより鍛えられるのではないでしょうか。
 今月前半は忙しさと暑さでポイント練習もできず、とくに平日長く走れないため、坂道ジョグだけをやっています。月初めから18日までで、200kmちょっと走りましたが、3分の2は坂道のはずです。
 ハムはパンパンですけど、坂道って上りも下りも集中できて楽しいんですよね。