骨盤の回旋を意識して2ヶ月あまり。
走るさいイメージすることはいろいろです。
◉腸骨と仙骨をバラバラにして腸骨を交互に前に突き出す。
◉おしりの片側を押して骨盤を回すイメージ。
◉鳩尾あたりから大腰筋がグイッと伸びたあと勝手に足が戻るイメージ。
◉肩と逆側の股関節をゴムのようなものでクロスに繋げ、それを一瞬で最大限に伸ばしてから足が戻ってくるイメージ。
◉単に仙骨が素早く回旋するイメージ。
◉ストライドが広がっているときはなにも考えず、着地した一瞬で骨盤の角度を素早く変えるイメージ……。
ほかにもあります。走らないと思い出せませんけど。
自分の体のなかの骨盤や股関節が意識できること、どの筋肉がどんなふうに働いているかを把握することが大切だと考えるようになりました。
ある日、首にきちんとアールをつくり(脊柱のS字を意識して正しい姿勢をめざし)、アゴを引き、視線だけを下に落とせば、体の軸が意識しやすいと、コツを発見しました。あれれ、これって……
高橋尚子選手の走り方ではッ??
自分が走り始める前から、高橋選手ってよく下を向くなと思っていたんです。フォームをでんでん太鼓に例えられる彼女は、レース中も、やはり体の軸を強く意識していたのではないでしょうか?