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「人体を理解する」のが大切、ふむふむ。

「人体の動きを理解してプレーする」
「腰が回転するから手が勝手についてくる」

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 ふむ。イチローくんも、私が同じようなことを考えているんだ。腕を上げたな。ほっほっほ。

 ……うそうそ。ごめんなさい!

 私が「人体の動きを理解してプレーする」ことの重要性に思い至ったのは、昨年、『ボディ・マッピング』のDVDを見てからです。まだ人体の動きのほんの少ししか勉強できていません。生きているうちにイチロー選手の域に達することはないでしょう。

 さて、「人体を理解する」とは具体的にどういうことか?
 たとえば、ランニングの指導者から「インナーマッスルを使って体幹で走れ」と言われたとして、「あいよ」と即座に実践できるひとがいるでしょうか。
 でも、その言葉の意味するインナーマッスルのひとつ・大腰筋がどんなふうに背骨と足をつないでいるかを学べば、少しはヒントが得られるはずです。
 大腰筋を下からみていきましょう。小転子から伸びる大腰筋は、骨盤をのりこえて、腰椎の上から4〜1番目と胸椎の12番目の、五つの骨につながっています。骨盤が寝て腰が落ちてしまうと、大腰筋がゆるんでしまいます。「骨盤を後傾させるな」の理由のひとつは、大腰筋をピンと張るためです。
 はてさて、大腰筋の起点である胸椎の12番目って、どのあたりでしょうか?……へその高さ?……いえいえ、違うんです。みぞおちあたりです。そこまで知れば、「みぞおちから足が生えているように走れ」という言葉が腑に落ちるはず。f:id:mugibatake40ro:20160414134708j:plain
 こういった知識の集積でマシなフォームに近づけると、私は考えているんです。
 単に「体幹で走れ」「骨盤を後傾させるな」「足はみぞおちから」と言われても、なんのこっちゃわからない。ランニングの指南書は、もっと解剖学的に解説してくれればいいのになあと感じる昨今です。
 写真は『プロが教える筋肉のしくみ・はたらきパーフェクト事典』より。この本、参考にさせてもらっています。ランニング雑誌に「中臀筋」とか「梨状筋」とかいう筋肉の名前が頻出します。私、それらの位置は正確に知らなかったし、ましてどんな働きをしているか、この本を読むまで理解していなかったようです。

 時速150キロ以上の球を打ち返すのとは違い、マラソンなんて、たかが右足と左足を交互に出すだけの競技。そんな単純な運動なのに、「人間はなぜ二足歩行をはじめたのか」「ヒトは本来なにを食べていたのか」「骨格や筋肉を正しく動かすためにはどうすればいいか」なんて深いことを考えてしまうからおもしろい。

 

プロが教える 筋肉のしくみ・はたらきパーフェクト事典

プロが教える 筋肉のしくみ・はたらきパーフェクト事典