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『骨盤力』〜骨盤を素早くねじる意識で走ってます。【その3】

骨盤を素早くねじる意識で走ってます。【その1】
骨盤を素早くねじる意識で走ってます。【その2】

骨盤力 アスリートボディの取扱い説明書

骨盤力 アスリートボディの取扱い説明書

 

 先日、チラリと触れた手塚一志『骨盤力』の本、野球の部分はザッと、ランニングの部分はじっくり読みました。非常に面白かった。いまの自分が考えはじめていたことが、より深く、より広く書かれていました。f:id:mugibatake40ro:20160409183436j:plain

 恥骨や坐骨をのぞき、骨盤は大きく三枚に分かれます。
 左右の腸骨(右図の水色部分)と仙骨(右図のピンク)です。この三枚は一体化しているわけではなく、仙骨関節(水色とピンクの境)はわずかながら可動域があります。
 私はいま、骨盤をバラバラにして腸骨を押し出す意識で走っています。手塚氏も三枚の骨を分割するイメージをもてと書かれています。弓状線(紺色の部分)をレバーだと見立て、そこをつかんで押し出すイメージで骨盤を動かせ、とのこと。
 骨盤をまわすことで、腸腰筋の伸張 - 短縮サイクル(ストレッチショートニングサイクル、SSC)が使えるんじゃないかという私の推論を手塚氏は補強してくれます。氏は回旋をともなう伸張 - 短縮サイクルを、RSSC(Rotator Stretch Shortening Cycle)と呼んでいます。なるほど!
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 では、骨盤はどのくらい回るのでしょうか?
 右図は、人間の身体を左横から見た脊柱です。上から、グリーンが頸椎(7つ)、イエローが胸椎(12個)、ブラウンが腰椎(5つ)です。ピンクは最初の図と同じく仙骨です。

 脊柱と仙骨をつなぐ腰椎(右図のブラウンの部分)は、可動域がたった5〜10度しかないんだそうです。大腰筋は胸椎の十二番と、腰椎の五つの骨につながっているので、そのわずかな捻れをうまく利用できるのかもしれません。

 しかし、脊柱全体を見れば、身体はもっと捻れますよね。腰椎だけでなく脊柱全体にも可動域があるからです。
 それぞれの脊柱の回旋可動域をググったのを総合すると、頸椎、胸椎、腰椎の回旋角度は、それぞれ45〜50度、30〜35度、5〜10度くらい。合わせてだいたい90度でしょうか。
(ちなみに首の付け根の「環椎」は前後にしか動きません。首を曲げる動きも脊柱がおこなっているそうです。DVDブック『ボディ・マッピング』のDVDで知りました。骨盤の位置を固定したままでも脊柱を90度ねじって、さらに目玉を動かせば、視界の端で後方を見られるんでしょう)

『骨盤力』は、仙骨で生み出したスピンが上部に伝わり、生み出された回転力がピッチングやバッティングにつながる、とあります。
 ランニングの基本も骨盤です。脚運びについても触れられていますが、それらはまだ消化し切れていません。何度も読み直し、自分にフィットさせるつもりです。

        ☆

 昨晩は、骨盤を意識したペース走をやりました。
 筋肉に張りがあるんですが、4:25〜30/kmで10km以上走るべくスタート。なんだかフォームが決まらず、「骨盤のキレ」がしっくりこないんです。とくに迷ったのは腕振りです。予定のペースでなら走り続けられるでしょうが、これでは以前のフォームと同じになっている気がしてきて、いったん8kmで止まりました。
 もっと早い動きのほうが自分のフォーム発見につながるはずだと、4:20/kmペースで4km走ることにしました(結果は4:13/km)。
 最初は、腕を畳み気味にして、拳を胸あたりで横に振り、胸椎あたりを起点に捻れるのを意識しましたが、意識が上に行くとなんだか不安定です。
 おへそのあたりに拳を腰だめするようにし、ときどき、素早くボディブローを打つようなイメージで振ったところ骨盤のキレもよくなりペースも安定しました。ひとまずこの感覚で走ります。

【1】8kmペース走 = 4:28/28/28/30/28/30/30/28
【2】4kmペース走 = 4:18/17/12/08


 →急がば回せ。跳ね上がった足は一瞬、内にひねられる。につづく。