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世界遺産姫路城マラソン最高! そして東京マラソン打ち上げへ。

 結論から書きます。東京マラソンを走りたかった、とお嘆きのみなさん、落ち込む必要はありません。

  世界遺産姫路城マラソンがありますよ〜!!

 あらら、倍率3.5倍なのか。東京ほどではなくてもハードルは低くありませんね。
 姫路城マラソンに当選してランネットの評価を確認したところ第1回大会が好評だったので即入金したんです。実際走ってみると予想を上まわるすばらしさでした。

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 昨年の秋から、やる気がなくなり、足に体重がのらずにスピードも出ない……という状態でしたが、だいぶん回復してきてます。ハムやお尻を使って走ることができるようになった気がします。
 11月のさいたま国際マラソンは8割くらいの力で3時間30分で走るつもりでした(結果は全力で28分)。今回は、一段階ステップアップして3時間20分切りを目指すことにしました。

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 姫路マラソンは前日受付が必要です。駅に着くと、北口から姫路城近くまで歩いて受付をすませ、駅南口のホテルにチェックイン。1年ちょっと前、用事があって一泊したことがあります。翌日30km余りジョギングしましたが、そのときは姫路城マラソンのコースとは逆の、海のほうに向いました。(→姫路観光マラニック
 夜は学生時代にお世話になった先生がごちそうしてくれたんです。「マラソンのためにお肉で精をつけてください」と、すき焼きの店を用意してくださいましたが、私は甘いのが苦手ですし、カーボローディングの関係もありメニューを変更。日本酒の店だったのに「あしたマラソンなので飲めないんです」とウーロン茶を頼みました。
 先生とお店のひと、ごめんなさい。その後、ひとりでカレーライスを食べ、カーボローディングが完了しました。

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 当日朝は7時半くらいに会場に到着。
 トイレもさほど並ばず、8時15分にはAブロックに入りました。6,000人の大会です。スタート前にゴミを回収してくれたのはありがたかった。防寒用のポンチョと飲み終えたゼリーをポイッ。

 9時スタート。ロスタイムは8秒でした。
 1キロもすると渋滞はほぐれました。
 観光地は姫路城しかなく、田舎の川沿いや住宅街、生活道路を走りますが、応援がすごかった。第2回大会なのにボランティアふくめ、ホスピタリティがすばらしく、同日開催の東京マラソンにひけをとりません。個人的なことを書けば、沿道のブラスバンドや太鼓の耳をつくざく大きな音や、スティックバルーンをバリバリ鳴らされるのはつらいんですけど、みんな懸命に応援してくれます。
 5キロくらいでしたか、ファンランしているゲストランナーの小林祐梨子選手と会話しました。沿道の声援に手を振り、ランナーと話しています。「初マラソンなんです。いま何時間くらいのペースですか」と言われ、「3時間15分くらいです」と応じると、周りのランナーが何人か「突っ込みすぎた」とザワザワしました。小林選手は3時間半くらいで走られたそうです。
 コースをフラットという人もいますが、厳密にはごくゆるやかな丘を登るようなコースです。 16キロくらいまでゆるゆる上るんです。向い風もあり、4分40秒/kmで進みました。折り返して、下りを4分30秒/kmペースで走るつもりでしたが、風向きが変わったか、向い風のままです。はためく幟を見て確認したので、気のせいではないと思うんですが……(追記=無風だったと感じた方もいらっしゃいます。道路の傾斜や風向きを感知する能力はランナーには必要だと思うんですが、もしかするといちいち気にしないほうが有利なのかもしれません)。
 17〜18キロあたりで、一人一人順位を数えている人がいたのには笑いました。私は430何位か、でした。
 天気は曇り。30キロくらいから晴れたようです。気温が上がってきました。ネックウォーマーを外してポケットに詰め込みました。
 だんだん苦しくなります。粘りましたが、34kmくらいでふっと意識が途切れ、気づいたら立ち止まっていました。あれはなんだったんでしょう? 恥ずかしいので沿道で足を伸ばしたりして、足が攣ったような真似をしました。30秒ほどロスしたかな。
 ずっと失速していると思っていましたが、ラップを見返すと、35kmまではイーブンだったんですね。
 そこから本格的に失速しました。
「一歩ずつ足を出せばそのうちゴールに着く」と考えたり、東京マラソンを走っている仲間のことを思い出したりして自分を鼓舞していると、お城の石垣が目に入りました。前に、姫路をロングジョグしたときに見た景色です。ああ、もうここにいるんだ、と目が覚めました。
 ラスト200mをダッシュし、姫路城を背にフィニッシュ。
 3時間17分59秒でした。
 まあ、いちおう目標通り。ほっ。

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 ゴール後、動物園を突っ切る順路が面白かった。遠回りではあるんでしょうが、東京マラソンのフィニッシュ後に歩かされる迷路と比べたらなんてことありません。
 途中並んでいた白髪男性ランナーがいらしたので話しかけると、なんと65歳! 走り始めたのは、なんと、62歳!  さらに、なんとなんと、12回目のフルマラソンとおっしゃってました。「私なんか50歳で下り坂です」と言うと「50歳ならまだまだいけるでしょう」 と励まされました。頑張ります。

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 1日は長い。姫路城マラソンのゴールは単なる通過点?なのでした。
 東京で打ち上げしている、東京マラソン組に合流せねば。
 完走証をもらうと、小走りで荷物を受け取り、急いで着替えました。
 姫路駅に着いたのが13時3分くらい。9時スタートだからサブフォーならず。
 時刻表を見てビックリしました。13時49分ののぞみまで、新幹線が1本もないのです。ガーン。しかたなく駅で蕎麦を食い、ビール1杯飲んで待ちました。自由席の列にぽつんとひとり並んでロング缶1本。電車でロング缶1本、車内売りの缶ビール1本。

 東京駅八重洲地下の居酒屋に入ったのは17時少し前。
 高校の同級生が飲んでいるのです。東京マラソンを走ったのが2人(岡山県、北海道在住)、出張がてら広島から応援に来ていた1人、在京組が2人というメンバーでした。生ビール1杯、焼酎1杯、2杯、3杯……たくさん。

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  一夜明けました。
 お尻とハム、腹筋がやや筋肉痛。もう消えたけど、起きたときはアキレス腱にややダメージがありました。太腿前面もうっすら痛いかな。全体的にさほど疲れていません。

 ゴール後ダッシュで離れ、街は楽しめなかったけど、姫路城マラソンは最高によかった。ゴール後、スタッフの方々にひとりひとりお礼を言いましたが、ほんとはチューしてまわりたかった。感謝です。また走りたい。でも、人気出ちゃうんだろうなあ。