狩猟採集民のように走ろう!

狩猟採集民について学びながら、現代社会や人間について考えるブログ

フォーム改善??

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おそらく1,200kmくらい履きつぶしたシューズを2足処分し、ミズノ・ウエーブスペーサーGL-J4を購入しました。たいていスリムモデルしか履けない私にぴったりだから、少々タイトだと思われます。

これを先日初めて履いて、8キロだけペース走すると、足裏がヒリヒリしました。アシックスならターサー、アディダスならTAKUMIと同等の上級者モデルと思いますが、それらよりヒリヒリ痛みました。きっと上級者は、足裏が丈夫なのか身体が軽いか走り方が上手なのでしょう。「白いヒリヒリくん」と名づけました。

本日、このシューズを履いてジムに行き、トレッドミルを5キロだけ走りました。

いやいや、本題はシューズの話ではないのです。

私はふくらはぎがすごく太いんです。私より太いやつ出てこい(脂肪で太いのはダメよ)。ふくらはぎの発達はフォアフット着地のせいか(しかしケニアランナーはフォアフット着地でも足が細い)、腰が落ちているせいか、とか、ひとりでいろいろ考えていました。

本日、ジムであるコーチ(マラソンの現役選手)から指導を受けました。

「ふくらはぎが太いということは、ハムストリングを使ってないのではなくて、ハムを使いたくても使えないフォームなんです」。そして足の使い方の意識を変えればうまくいくかもしれないと言われ、「着地をいろいろ試し、おやゆびで蹴ってみてください」と言われました。

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夜ランは、アディゼロJapan2で走りました。boostに切り替わるため、廃番になったモデルを何足かストックしておいたんです。これが最後の一足。正直、ミズノの上記のシューズより気持ち良く加速できます。どうしてboostにしちゃったんだろう。

コーチの言葉を意識し、かかと着地や足裏全体着地を比べたり、ふくらはぎとハムとおしりの筋肉の負荷を探ってみます。親指と膝とか、親指とハム、親指とお尻……と、いろんな組み合わせを意識してみました。

最後の2キロ、離陸する前に「拇指球と腹」を意識すると非常にいい感覚でした。

たとえば右足が支持脚のとき、腹の右側が伸びている状態をつくります。すると、離陸の瞬間、からだがまっすぐになり、全身の力は右の親指にかかります。路面を身体のやや後方で親指プッシュする感触があり、前方に向かう推進力を得られます。ハムやお尻にも適度な刺激が入ります。

コーチは「蹴れ」と言いましたが、よく言われるように蹴るのではなく押す、だと思います。スポーツの感覚は人それぞれなので、そう解釈してます。

ともかく、今日は良かった。最近、速くなる予感がなく絶望気味だっただけに、ちょっと光明が見えた気がしました。コーチに感謝。